Exhibitions展覧会

飯田が描く作品は、モチーフは誰もが知る名画でありながら、点であらわされた人物の表情や簡略して描かれた形など、新しいイメージを私たちに見せます。

2024年度の千總ギャラリーでは、“ずれ”をテーマに展覧会を構築しています。
一体あるいは一連に見えているものの中部や背後に複数の要素があり、それらがずれながら存在している、そんな美のあり方に思い巡らすとともに、“ずれ”がもたらす変化や新たな展開に目を向けるというものです。

飯田の作品の引用と抽象化は何をわたしたちにもたらすのでしょうか。その先に見出されるものに思い巡らせてお楽しみください。

飯田美穂

愛知県名古屋市生まれ。名古屋芸術大学洋画2コース卒業。京都造形芸術大学大学院（現・京都芸術大学）油画コース修了。
イメージをうつすという行為を軸に、主に名画などを引用した油彩画を制作する。ヒトが価値あるものとして意図的に遺してきたものの意味と、それを引き継いでいくことの意味を考えながら、絵とは何か、なぜヒトは絵を描くのかについて考えている。

主な展覧会

2023 ART TAIPEI 台北国際芸術博覧会（台湾・台北）
　　　個展「絵とフレーム（窓）」Artglorieux GALLERY of TOKYO（東京）
　　「Chimaera 奇美拉打开的内会通向哪里？」上海宝龙美术馆（中国・上海）
　　「ART SESSION by 銀座 蔦屋書店」（東京）
　　飯田美穂／パク・ジヘ／TYM344「Aliens3」FINCH ARTS（京都）
2024 個展「Surface」Gallery Valeur（愛知）
　　「東京都展」WHAT CAFE（東京）
　　飯田美穂／石井海音／黒宮菜菜「The Three Graces」日本橋三越本店 本館6階美術コンテンポラリーギャラリー（東京）

同時開催

飯田美穂 個展（YOLOs）：2024/7/4（木）～8/18（日）
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