Exhibitions展覧会
修理完成記念 特集展示「泉穴師神社の神像」
大阪府泉大津市にある泉穴師(いずみあなし)神社は、平安時代に編纂された『延喜式』にもその名がみえる、由緒ある神社です。ここに伝わる重要文化財の神像の修理完成を記念し、本展では約20躯の神像を展示します。
泉穴師神社に伝わる神像は83躯あり、そのうち平安時代~鎌倉時代に制作された80躯は重要文化財に指定されています。80躯という神像数は、京都市上京区の大将軍八神社と並び、一神社で所蔵する重文神像の数としては日本最多となります。神像群は、経年により塵や埃が付着し、表面彩色の剥落、虫蝕・鼠害などによる損傷が進んでいたたため、令和元年(2019)から4年をかけて修理が行われました。
仏像に比べて神像は公開されることが少ないため、制作背景や伝来がわからないことが多いのですが、人目に触れてこなかった分、制作された当時の姿や彩色をそのまま留めていることが多いと言えます。
泉穴師神社の主祭神の男女二神は、神像群のなかで最も大きな像で、截金(きりかね)や彩色を施す美麗な文様が見どころです。修理でよみがえった顔立ちや文様の美しさをご覧いただくのはもちろんのこと、文化財修理の技術の素晴らしさを感じていただければ幸いです。
展覧会概要
期間 | 2024/01/02(火) 〜 2024/02/25(日) |
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会場・開催場所 |
京都国立博物館
平成知新館 1階 1展示室 |
時間 | 9:30~17:00(金曜日は~19:00) ※入館は各日閉館30分前まで |
休館日 | 月曜日、1/9(火)、2/13(火) ※1/8(月・祝)、2/12(月・休)は開館 |
料金 | 一般:700円 大学生:350円 ※こちらの料金で当日の平成知新館の全展示をご覧いただけます。 ※高校生以下および満18歳未満、満70歳以上の方は無料(年齢のわかるものをご提示ください) ※障害者の方とその介護者1名は無料(障害者手帳等をご提示ください) ※キャンパスメンバーズ(含教職員)は無料(学生証または教職員証をご提示ください) |
注意事項等 | 状況により、やむを得ず予定が変更となる場合がございます。最新情報は京都国立博物館のホームページをご確認ください。 |
お問い合わせ |
TEL:075-525-2473075-525-2473
※テレホンサービス |
ホームページ | https://www.kyohaku.go.jp/ |
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