Exhibitions展覧会

河口洋一郎の宇宙 サイエンスorアート

2012/03/01(木) 〜 2012/04/08(日)

染・清流館 

日本を代表する世界的CGアーティスト、河口洋一郎さんの古典。今回は日本古来の伝統文化、着物や扇子、屏風などに、深遠なる宇宙や太鼓から未来までの生物などをCGで表現した、ユニークな作品が並びます。つややかな舞台から暗黒の空間まで、無限に広がるその世界をお楽しみください。

宇宙への探検の渇望は、生まれ故郷の種子島で過ごした子供のころから今に至るまで、続いている。
新たな芸術生命体を考える根源的なアイデアを地球の自然、生物の進化に求め、5億数千万年の太古の生物から の進化を考えながら、5億数千万年後の未来生物を想像する。
その芸術生命体の形や色は、花鳥風月と傾奇(かぶき)に基づく。僕の考える花鳥風月は深海や宇宙の生命も 対象にして、奇抜さがある。宇宙の花鳥風月は太陽系をはるかに乗り越えてビッグバンがおきたあとのザ・ユニバー スで起こるドラマだ。そこには想定できないドラマがあるだろう。傾奇は、豪華絢爛、色彩豊かで艶やか、生命 力豊かなイメージを連想させる。鮮やかな花から多様な色彩を持つ熱帯の魚。超豪華な飲めや歌えの宴席。その イメージは、艶やかな舞台から暗黒空間まで広がる。
その世界を、「日本古来の伝統文化 着物、屏風、扇子」という小宇宙で表現したい。 (河口洋一郎)


ヴェネツィア・ビエンナーレの日本館担当のほか、国内外で活躍するCGアーティスト、河口洋一郎さん。
2009年には重要文化財・湯島聖堂にて展覧会を開催したほか、種子島宇宙センターでも展覧会を開催するなど、精力的な活動を行っています。
特にCGアートをデザインした着物は、宇宙飛行士の古川聡さんも宇宙での実験の際に着用するなど話題となりました。

伝統と最先端アートの出会いをこの機会にお楽しみください。

展覧会概要

期間 2012/03/01(木) 〜 2012/04/08(日)
会場・開催場所 染・清流館
休館日 休館日:月曜日(祝日の場合は開館、翌日休館)
料金 大人:300円
学生:200円
お問い合わせ TEL:075-255-5301075-255-5301
ホームページ http://someseiryu.net/topic_page.html

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