Exhibitions展覧会
2012年度春季企画展 大谷大学のあゆみ「清沢満之と真宗大学」
1901(明治34)年に開校した、大谷大学の前身・真宗大学。初代学長の清沢満之は、他大学が近代的な学問に傾倒する中、真宗大学ではあえて宗教を重視し、人間教育の場として独自のあり方を築きました。今回の企画展では大学の所蔵資料から、当時の大学の姿を回顧します。
近代化された大谷大学の歴史は、1901(明治34)年10月13日開校の真宗大学に始まります。
初代学監(学長)清沢満之は「開校の辞」に、真宗大学の特質を宗教学校、 ことに浄土真宗の学場として自信教人信の誠を尽くす人物を養成することにあると明示しました。
他の大学が近代的な諸学を求めるなかで、真宗大学は宗教を重視し、「真宗」を明らかにする人間教育の場として、独自のあり方を築きました。
今回の企画展では、「真宗大学の開校前後」「清沢満之」「浩々洞」の3コーナーを設け、大谷大学が所蔵する資料から当時を回顧します。
初代学監(学長)清沢満之は「開校の辞」に、真宗大学の特質を宗教学校、 ことに浄土真宗の学場として自信教人信の誠を尽くす人物を養成することにあると明示しました。
他の大学が近代的な諸学を求めるなかで、真宗大学は宗教を重視し、「真宗」を明らかにする人間教育の場として、独自のあり方を築きました。
今回の企画展では、「真宗大学の開校前後」「清沢満之」「浩々洞」の3コーナーを設け、大谷大学が所蔵する資料から当時を回顧します。
トピック展示「新指定 久多の五輪塔」
今回の春季企画展から、博物館の所蔵品の中から優品をピックアップしてご紹介するトピック展示のコーナーを設置します。
今回は、この度京都市指定文化財に指定された、木造五輪塔をご紹介します。
この木造五輪塔は、京都市左京区の北端、滋賀県に接する久多に保管されていました。
檜材の芯部分で制作され、五輪(空輪・風輪・火輪・水輪・地輪)に方形の基壇をともなっています。
基壇には「入道西念」「施入僧寂念」の人名や、「平治元年(=1159)」の年紀なども見えます。
それによれば、この作品は12世紀半ばの制作ということで、日本に現存している最古の木造五輪塔となります。さらにX線調査により空輪・地輪・基壇部分に納入品があることも判明しました。
展覧会概要
期間 | 2012/04/01(日) 〜 2012/05/19(土) |
---|---|
会場・開催場所 |
大谷大学博物館
|
時間 | 10:00~17:00(入館は16:30まで) |
休館日 | 休館日:日・月曜日 |
料金 | 一般、大学生:200円(団体 160円) 高校生以下無料 |
お問い合わせ |
TEL:075-411-8483075-411-8483
FAX:075-411-8146 |
museum@otani.ac.jp | |
ホームページ | http://www.otani.ac.jp/news/nab3mq000001q32i.html |
関連アートイベント
該当するアートイベントはございません。
関連記事
該当する記事はございません。
探す