Exhibitions展覧会
京都からアフリカへー大同マルタコレクションにみる1960年代京都の捺染産業
1960年代、京都ではアフリカ輸出向けの衣料が大量生産されていました。この企画展では、そのデザイン史量として大同マルタ染工が収集したアフリカを中心とした世界各地の民族衣装・生地資料コレクションをご紹介します。世界の染色技法、1960年代の京都の捺染産業の歩みに触れてみてください。
大同マルタ会が所蔵する「世界の民族衣装資料コレクション」。これは、戦前から日本の機械捺染業界を代表する大手企業であった「大同染工株式会社」(1942年7月設立、1975年5月「大同マルタ染工株式会社」に社名変更)が、 戦後、海外輸出用(主にアフリカへの輸出向け)に生産したプリント生地の意匠開発のために収集した民族衣装や生地資料の一部です。
2008年3月末で同社が染色加工事業を休止することになり、現在は大同マルタ元社員で組織する「大同マルタ会」が、資料の一部を譲り受け保存しています。
1960年代の京都では、機械捺染の技術によりアフリカ向けの衣料が大量に生産されていました。しかし、そのことは現在ほとんど知られていません。
アフリカの民族衣装がじつは遠く離れた日本で生産されていたということ、京都という伝統産業の地でアフリカ向けの衣料が生産されていたということ。 このような伝統と現代、アフリカと京都という2つの意外な組み合わせがこのコレクションからみてとれます。
この企画展では、この大同マルタ会のコレクションを展示することで、京都の捺染産業の変遷のなかにアフリカの染織を位置づけ、 1960年代京都の捺染産業の足跡を確認します。
あわせて、大同マルタコレクションのなかから、 プリント見本として収集されたアフリカ、インド、インドネシア、中南米、フィジーなどの衣装や裂を地域別に展示し、各地域の染色技法を紹介します。
2008年3月末で同社が染色加工事業を休止することになり、現在は大同マルタ元社員で組織する「大同マルタ会」が、資料の一部を譲り受け保存しています。
1960年代の京都では、機械捺染の技術によりアフリカ向けの衣料が大量に生産されていました。しかし、そのことは現在ほとんど知られていません。
アフリカの民族衣装がじつは遠く離れた日本で生産されていたということ、京都という伝統産業の地でアフリカ向けの衣料が生産されていたということ。 このような伝統と現代、アフリカと京都という2つの意外な組み合わせがこのコレクションからみてとれます。
この企画展では、この大同マルタ会のコレクションを展示することで、京都の捺染産業の変遷のなかにアフリカの染織を位置づけ、 1960年代京都の捺染産業の足跡を確認します。
あわせて、大同マルタコレクションのなかから、 プリント見本として収集されたアフリカ、インド、インドネシア、中南米、フィジーなどの衣装や裂を地域別に展示し、各地域の染色技法を紹介します。
展覧会概要
期間 | 2013/05/27(月) 〜 2013/08/10(土) |
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会場・開催場所 |
京都工芸繊維大学美術工芸資料館
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休館日 | 日曜日、祝日 |
料金 | 一般:200円 大学生:150円 高校生以下無料 |
お問い合わせ |
TEL:075-724-7924075-724-7924
FAX:075-724-7920 |
ホームページ | http://www.museum.kit.ac.jp/ |
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