Exhibitions展覧会

【作品画像】(1)竹内栖鳳「象図(左)」明治37年(1904)年頃 (2)池田遙邨「芒原」昭和58年(1983)倉敷市立美術館

京都府立堂本印象美術館のリニューアルオープン記念特別企画展。
京都画壇で活躍し、文化勲章を受章した日本画家たちの芸術世界を紹介します。

文化勲章は、自然、社会、人文の各科学分野および芸術などの分野にたずさわり、その創造的発展や向上にめざましい功績をあげた者に授与される勲章としてよく知られています。
昭和12(1937)年の春に第1回授章式が行われ、以降日本画の分野で文化勲章を受章した作家は39人におよびます。特に京都画壇では、その優れた成果により、竹内栖鳳、上村松園、西山翠嶂、堂本印象、福田平八郎、徳岡神泉、小野竹喬、山口華楊、上村松篁、池田遙邨、秋野不矩の11人が受章しています。

今回の展覧会では、文化勲章受章者11人のうち、第一部として竹内栖鳳、小野竹喬、上村松篁、池田遙邨、秋野不矩そして堂本印象の6人の作家をとりあげます。
京都という一地域にとどまることなく日本の代表的作家として活躍した画壇の巨星たちの競演をご覧ください。

※ 第二部:上村松園、西山翠嶂、福田平八郎、徳岡神泉、山口華楊については2014年秋の展覧会での展示を予定しています。

同時開催【企画展】 仏への想い ― 印象が描いた仏画

幼少期から仏教世界に深く親しんでいた堂本印象。仏画は彼が生涯を通して描き続けた題材でした。
大分富貴寺本堂の模写をはじめ、仏教にまつわる印象の様々な表現をお楽しみください。