Exhibitions展覧会

土田麦僊《舞妓林泉》1924年 東京国立近代美術館蔵
土田麦僊《舞妓林泉》1924年 東京国立近代美術館蔵
土田麦僊《島の女》1912年 東京国立近代美術館蔵
土田麦僊《島の女》1912年 東京国立近代美術館蔵
岡本神草 《口紅》1918年 京都市立芸術大学芸術資料館蔵
岡本神草 《口紅》1918年 京都市立芸術大学芸術資料館蔵
野長瀬晩花 《初夏の流》1918年 京都市美術館蔵【展示期間】2023/10/13~11/12
野長瀬晩花 《初夏の流》1918年 京都市美術館蔵【展示期間】2023/10/13~11/12
上村松園 《舞仕度》1914年 京都国立近代美術館蔵
上村松園 《舞仕度》1914年 京都国立近代美術館蔵
竹内栖鳳 《日稼》1917年 東京国立近代美術館蔵
竹内栖鳳 《日稼》1917年 東京国立近代美術館蔵

開館60周年記念 「京都画壇の青春―栖鳳、松園につづく新世代たち」

京都国立近代美術館の開館60周年記念展の第3弾。今回は、明治末~昭和初期にかけて活躍した京都画壇のさまざまな画家たちに焦点を当て、作品を通して新しい日本画の創造に尽力したその活動をご紹介します。

明治以降の京都の美術界の歴史は、東京や西欧との対峙の歴史と言っても過言ではありません。長きにわたり常に画壇の中心を担っていた京都ですが、明治に入ると、東京奠都や西欧化により、受け継いできた伝統や威信は大いに揺るがされることになります。この状況のなか、京都画壇を担う新世代の画家たちは、まだ誰も見たことのない日本画を創り出そうと、既に活躍していた先輩画家たちと共に試行錯誤しました。

本展では、明治末~昭和初期を「近代京都画壇の青春時代」ととらえ、土田麦僊を中心に、彼の仲間である小野竹喬や榊原紫峰、後輩の岡本神草など、ちょうどその時期に青春時代を過ごした世代の画家たちによる代表作を4章に分けて展示。上村松園や菊池契月、木島櫻谷といった先輩画家たちや、彼らを育てた師匠の竹内栖鳳の作品も併せて、101点の作品を紹介します。

京都画壇が世代を超えて一丸となり、東京や西欧、そして京都の伝統に挑んだ時代に青春時代が重なった画家たち。彼らの青春時代特有の過剰さと繊細さを併せ持つ、完成期とはまた異なる魅力を放つ作品群を、ご堪能下さい。

展覧会概要

期間 2023/10/13(金) 〜 2023/12/10(日)
会場・開催場所 京都国立近代美術館
時間 10:00~18:00(金曜日は20:00まで)
※入館は各日閉館30分前まで
休館日 月曜日
料金 一般:1,700円(1,500円)
大学生:1,100円(900円)
高校生:600円(400円)
※()内は20名以上の団体料金
※中学生以下、および心身に障害のある方とその付添者1名、母子・父子家庭の世帯員の方は無料(入館時に証明できるものをご提示ください)
※上記料金でコレクション展もご覧いただけます
注意事項等
  • 会期中、一部展示替えがございます。
  • 状況により、やむを得ず予定が変更となる場合がございます。最新情報は展覧会公式サイト、および京都国立近代美術館のホームページをご確認ください。
お問い合わせ TEL:075-761-4111075-761-4111
ホームページ https://kyotogadan2023.exh.jp/

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