Exhibitions展覧会

リヒテンシュタイン 華麗なる侯爵家の秘宝

2013/03/19(火) 〜 2013/06/09(日)

京都市京セラ美術館 

優れた美術品の収集を一族の名誉としてきた、ヨーロッパの名門リヒテンシュタイン侯爵家。その世界最大級の個人美術コレクションの待望の初来日展です。ラファエロ、ルーベンス、レンブラントなど、巨匠による名画たちをはじめとした秘蔵のコレクションを京都でご覧ください。

【画像】
(1)ペーテル・パウル・ルーベンス《クララ・セレーナ・ルーベンスの肖像》1616年頃 ※チラシ使用画像
(2)ラファエッロ・サンティ《男の肖像》1502/04年頃
(3)アンソニー・ヴァン・ダイク《マリア・デ・タシスの肖像》1629/30年頃
©LIECHTENSTEIN. The Princely Collections, Vaduz-Vienna


オーストリアとスイスの間に位置する小さな国、リヒテンシュタイン。この国を治めるヨーロッパの名門・リヒテンシュタイン侯爵家は、「優れた美術品の収集こそ一族の栄誉」として、500年以上に渡って美術品を収集してきました。
その数は絵画だけでも1,600点、その他の工芸品や武具などを合わせると約30,000点に及びます。規模としては英国王室に次ぐ、世界最大級の個人コレクションです。

コレクションは既に19世紀には公開されていましたが、第二次世界大戦後は一般の目に触れる機会はごく限られたものとなり、ようやく2004年に隣国オーストリアのウィーンにある「夏の離宮」にて一部公開が行われるようになりました。
しかし展覧会としては1985-86年のアメリカ・メトロポリタン美術館での大規模コレクション展のほかはほとんど例がありませんでした。

日本でもリヒテンシュタイン・コレクションをまとまった数で展示する展覧会の実現が待ち望まれてきましたが、この度日本の皇室とも親交の深いリヒテンシュタイン家の全面協力により、待望の初来日展が実現しました。
世界屈指とされるルーベンス・コレクションからは、愛娘を描いた《クララ・セレーナ・ルーベンスの肖像》など8点が登場。その他にも、ルネサンスを代表する画家・ラファエッロや、クラナッハ、レンブラント、ヴァン・ダイクをはじめとする巨匠たちの名画や、19世紀前半に中欧で流行したビーダーマイヤー様式の優美な絵画、工芸品など、選りすぐりの88点が一堂に並びます。
また、侯爵家の豪華な調度品を用いて華やかなバロック宮殿の雰囲気を再現する「バロック・サロン」も見どころです。

現代まで守り続けられた、華麗なる宮殿の至宝をこの機会にご覧ください。

展覧会概要

期間 2013/03/19(火) 〜 2013/06/09(日)
会場・開催場所 京都市京セラ美術館
時間 9:00~17:00(入場は16:30まで)
※初日・3/19(火)のみ10:00開館
休館日 月曜日
※ただし、4/29(月・祝)と5/6(月・祝)は開館
料金 一般:1,500円(前売・団体 1,300円)
高校・大学生:1,000円(800円)
小・中学生:500円(400円)
注意事項等 ※団体は20名以上 ※会期中、日曜・祝日は小中学生の入場は無料となります。 ※身障者の方、および要介助者の付添の方1名は無料となります(証明書をご提示ください)
お問い合わせ TEL:050-5542-8600050-5542-8600
※ハローダイヤル(8:00~22:00)
ホームページ http://www.asahi.com/event/liechtenstein2012-13/

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