Exhibitions展覧会

松本俊介《街》1938年 大川美術館蔵
松本俊介《街》1938年 大川美術館蔵
松本俊介《コップを持つ子ども》1942年 個人蔵
松本俊介《コップを持つ子ども》1942年 個人蔵
松本俊介《顔 自画像》1940年 個人蔵
松本俊介《顔 自画像》1940年 個人蔵
松本俊介《読書をする婦人》1941年頃 個人蔵
松本俊介《読書をする婦人》1941年頃 個人蔵
松本俊介《街の人々》 1940年 個人蔵
松本俊介《街の人々》 1940年 個人蔵
松本俊介《ニコライ堂の横の道》1941年頃 大川美術館蔵
松本俊介《ニコライ堂の横の道》1941年頃 大川美術館蔵

松本竣介 街と人 -冴えた視線で描く-

1930‐40年代に活躍した洋画家・松本竣介 (1912-1948)。本展では群馬県桐生市にある大川美術館のコレクションを中心に、短い生涯のなかで確かな軌跡をのこした竣介の画業をたどります。

明治45(1912)年、東京に生まれた松本俊介は、2歳の時に岩手県に移り、聡明な少年に成長します。しかし13歳で病により聴覚を失ってしまいます。その後兄に油彩画の道具を贈られたことをきっかけに絵を描くようになった俊介は、17歳で上京して本格的に絵を学びます。昭和10(1935)年に二科展に初入選。以降36歳の若さで亡くなるまで探求を重ね、制作に情熱を注ぎ続けました。静謐かつ抒情を称える俊介の作品は、今なお私たちを魅了してやみません。

本展の出品作を所蔵する大川美術館の創設者・大川英二は松本俊介の作品をきっかけに美術コレクションを始めました。本展ではその中から初期から晩年までの作品60点余とデッサンをご紹介します。
※2023年に大川美術館で開催された「生誕110年記念 松本竣介 デッサン 50」展に出品された作品が巡回します。

また、アサヒグループ大山崎山荘美術館の所蔵作品からは、若き松本俊介が影響を受けた、アメデオ・モディリアーニとジョルジュ・ルオーの作品を、クロード・モネの《睡蓮》とともに展示します。
この機会にぜひご高覧ください。

展覧会概要

期間 2025/01/04(土) 〜 2025/04/06(日)
会場・開催場所 アサヒグループ大山崎山荘美術館
時間 10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日 月曜日(ただし1/13、2/24、3/24、3/31は開館)、1/14(火)、2/25(火)
料金 一般:1,200円(1,100円)
高大生:500円(400円)
中学生以下:無料
障害者手帳・ミライロIDをお持ちの方:300円
※()内は20名以上の団体料金
注意事項等
  • 会期中、一部展示替となる作品がございます。
  • 状況により、やむを得ず予定が変更となる場合がございます。最新情報はアサヒグループ大山崎山荘美術館のホームページをご確認ください。
お問い合わせ TEL:075-957-3123075-957-3123
※総合案内
ホームページ https://www.asahigroup-oyamazaki.com/exhibition/matsumoto/

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