Exhibitions展覧会
間を抜く、或いは
様々なジャンルの5名のアーティストが通常非公開の禅寺・両足院(建仁寺内)を会場に作品展示を行う企画展です。
禅と聞くと、「無になる」ということが思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか。実は、全における「無」は、“何も考えないこと”や“心を空っぽにすること”ではありません。“内と外”や“自と他”の境界線を亡くす、という意味での「無」なのだそうです。
そこでこの展覧会では、境界線―何かと何かの「間」に注目し、その間を抜くことで「無」に繋がることを目指しました。
隙間時間を「無駄な時間・非効率な時間」と捉え、一秒でも間を埋めることに追われている私たち。ZoomやClubhouseなど、ツールが発達すればするほどその流れは駆り立てられ、加速しているように感じます。
しかし、本来テクノロジーの発達や効率化は、「ゆとり」や「豊かさ」をもたらすためだったはず。
この展覧会では、「ただ只管に作品、禅寺と向き合う時間」を提案することで、ご来場の皆様に、いつも埋めている「間」を抜く時間を過ごしていただければと考えています。
ところで、この「作品・禅寺と只管に向き合う鑑賞体験」は本当に「間を抜いている」のでしょうか。もしかしたら、この鑑賞時間もやはり「間を埋めている」のかもしれません。
どこで、展覧会タイトルを「間をぬく、或いは」としました。禅寺での「間を抜く」体験を、ご来場の皆様はどう感じ、どう消化されるでしょうか。
企画:YOMAFIG.
※この展覧会は各日1コマ1時間の予約優先制となり、プライベートなアート鑑賞体験をお楽しみいただけます。
※鑑賞後には、庭園・方丈(本堂)にて鑑賞体験を振り返り、ご自身と向き合う場も設けております。どうぞごゆっくりお過ごしください。
※この展覧会は前後期制です。
【前期】3/19(金)~21(日)【後期)3/26(金)~28(日)
出展作家
※各作家の詳細については、展覧会の公式ページをご確認ください。
※状況により、やむを得ず出展作家・作品が変更となる可能性がございます。予めご了承ください。
品川亮(絵画)/大東真也(彫刻)/高畑彩佳(日本画)/野田ジャスミン(陶芸)/吉見紫彩(絵画)
空間演出:jyu+SMOL
禅体験監修:伊藤東凌(両足院 副住職)
会場・アクセス
両足院(建仁寺内)
〒605-0811 京都市東山区大和大路通四条下る4丁目小松町591
【京阪】「祇園四条」駅下車、徒歩7分
【阪急】「河原町」駅下車、徒歩10分
展覧会概要
期間 | 2021/03/19(金) 〜 2021/03/28(日) |
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会場・開催場所 | 両足院(建仁寺山内) |
時間 | 10:00~17:00(入場は16:00まで) ※入場は1時間毎の予約優先制です。来場希望の方は予約ページよりよりお申込みください。 |
休館日 | 3/22(月)~3/25(木) |
料金 | 一般:1,000円 中学生以下無料 ※料金は当日現金払いとなります(クレジットカード等の取り扱いはございません) |
注意事項等 | ※新型コロナウイルス感染症対策のため、入場人数の制限・換気の徹底・関係者の隊長確認を実施しております。ご来場のお客様に置かれましても、来場の際はマスクの持参・着用、手指の諸毒、ソーシャルディスタンスの維持等のご協力をお願いいたします。 |
お問い合わせ |
TEL: 080-8409-9906 080-8409-9906
※展覧会事務局(主催:YOMAFIG.) |
gendaiarttodeauhi@gmail.com | |
ホームページ | https://gendaiarttodeauhi.wixsite.com/art-at-ryosokuin2021 |
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