Exhibitions展覧会
日本博/紡ぐプロジェクト 特別展「京(みやこ)の国宝―守り伝える日本のたから―」
京都にゆかりのある名高い国宝・皇室の至宝など70件以上を含む、40か所以上の所蔵先から集まった名宝の数々を一堂に展示し、京都が日本の文化財保護に果たしてきた役割や取り組み、そのあゆみを振り返る特別展です。
今日私たちが目にすることのできるいしにえの品々は、多くの人々の手を経て、過去から現代へと伝えられてきました。日本はそうした貴重な文化財のうち、特に歴史上・芸術上類ない価値を持つものを国宝や重要文化財に指定し、国民共通の財産として保全を図っています。
この制度の基礎である文化財保護法は、太平洋戦争後間もない昭和25(1950)年に制定され、今日までの70年余りの間、学術の発展や社会の変化とともに歩みながら、少しずつ指定を拡充させてきました。
現在、国の文化財指定を受けている美術工芸品は全国で一万件以上に及びます。そのうち約6分の1を超える品が京都府下に伝えられています。京都は古くから文化財保護において重要な役割を担ってきました。日本を代表する歴史都市である京都は、長く日本の学問や芸術の一大拠点でもあり、令和4(2022)年度には文化庁の京都移転も控えています。
この展覧会では、そんな京都ゆかりの名高い国宝、歴史と文化の守護者として行政と共に文化財保護に大きな役割を果たした皇室に伝わる至宝の数々を中心に、文化財のもつ不滅の魅力と文化財保護のあゆみを紹介します。また、日々の調査研究や防災、修理といった文化財を守り伝える上で欠かせない様々な取り組みについても取り上げます。
この展覧会を通じ、日本の歴史と美術工芸の粋をご堪能いただくとともに、かけがえのない文化財を後世に伝える営みに思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
※この展覧会は事前予約優先制となります。観覧希望の方は、事前に日時指定観覧券(ローソンチケットにて販売中)のご購入をお願いいたします。
※この展覧会は前期・後期制となります。一部の作品は展示替となります。(一部、下記の日程に寄らず展示替がございます)
【前期】7/24(土)~8/22(日)【後期】8/24(火)~9/12(日)
展覧会概要
期間 | 2021/07/24(土) 〜 2021/09/12(日) |
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会場・開催場所 |
京都国立博物館
平成知新館 |
時間 | 9:00~17:30(入館は17:00まで) |
休館日 | 月曜日 ※ただし、8/9(月・休)は開館、翌8/10(火)休館 |
料金 | 一般:1,600円 大学生:1,200円 高校生:700円 ※この展覧会は事前予約優先制となります。観覧希望の方は、事前に日時指定観覧券(ローソンチケットにて販売中)のご購入をお願いいたします。 ※前売券・団体料金の取り扱いはございません。 ※中学生以下・障害者の方とその介護者1名は無料です(別途、無料日時指定観覧券が必要です。入館時に証明できるものをご提示ください) ※学生の方は学生証などをご提示ください。 ※時間帯毎に予約不要の当日券の販売も若干数ございます(なくなり次第終了)。ただし、混雑時は日時指定観覧券をお持ちの方を優先してご案内いたしますため入館をお待ちいただく場合がございます。 ※キャンパスメンバーズ(含教職員)の方は、学生証・教職員証のご提示で500円引きとなります(当日南門チケット売場のみの販売・なくなり次第終了) |
注意事項等 |
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お問い合わせ |
TEL:075-525-2473075-525-2473
※テレホンサービス |
ホームページ | https://tsumugu.yomiuri.co.jp/miyako2021/ |
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