Exhibitions展覧会
特別展「虫めづる日本の美 ―養老孟司×細見コレクション―」
解剖学者で無類の昆虫愛好家・昆虫学者としても知られる養老孟司が細見コレクションから選んだ、虫を表した絵画・工芸作品約60点を紹介する展覧会です。
養老孟司はこれまで世界各地を訪れ、不思議と驚異に満ちた虫たちの生態を探求してきました。また古来、日本の人々は豊かな風土に育まれた様々な虫たちに親しみ、その姿を写し愛でてきました。
展覧会では、写実の精緻を極めた伊藤若冲の《糸瓜群虫図》をはじめ、宝石のような虫たちがちりばめられた蒔絵の小箱など、様々な形で虫たちの姿を表した作品が並びます。みずみずしい好奇心にあふれる虫博士の眼が出会った、日本の美に息づく儚くも美しき生命を、どうぞご鑑賞ください。
加えて、養老孟司が親交を結ぶ作家の、独特な自然観やデジタル技術によって表現された作品も紹介します。
養老孟司
1937年、鎌倉市生まれ。東京大学医学部卒、大学院医学系研究科修了、医学博士。同大学助手、助教授、1981年教授。東京大学総合資料館館長。1989年『からだの見方』でサントリー学芸賞受賞。1995年東京大学医学部教授を退官。同大学名誉教授。1996-2004年北里大学教授。大正大学客員教授。
著書に『唯脳論』『身体の文学史』『人間科学』『バカの壁』『死の壁』『養老先生と遊ぶ』(監修)ほか多数。1989年、『からだの見方』でサントリー学芸賞受賞。『バカの壁』は420万部を超えるベストセラーとなり、2003年の新語・流行語大賞、毎日出版文化賞特別賞を受賞。京都国際マンガミュージアム名誉館長。
小学校4年生から昆虫採集をして標本を作製。現在は神奈川県箱根に通称「養老孟司昆虫館」を持ち、鎌倉の建長寺に虫塚(設計:隈研吾)を建立、毎年6月4日「虫の日」には虫供養を行う。現在はゾウムシの分類に凝る。昆虫に関する論文も多く、新種もいくつか記載している。
展覧会概要
期間 | 2021/10/29(金) 〜 2022/01/30(日) |
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会場・開催場所 |
細見美術館
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時間 | 10:00~17:00(入館は16:30まで) |
休館日 | 月曜日(祝日の場合は開館、翌火曜日休館)、年末年始(12/27~1/4) |
料金 | 一般:1,300円 学生:1,000円 |
注意事項等 |
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お問い合わせ |
TEL:075-752-5555075-752-5555
FAX:075-752-5955 |
ホームページ | http://www.emuseum.or.jp |
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