Exhibitions展覧会
西国三十三所 草創1300年記念 特別展「聖地をたずねて─西国三十三所の信仰と至宝─」
近畿2府4県と岐阜県にまたがる日本最古の観音信仰の巡礼路「西国三十三所」。今もなお多くの人々を引き付ける巡礼の魅力を、美しい観音菩薩像や各札所の寺宝の数々でご紹介します。
※本展は会期予定が変更となりました。詳細は展覧会公式サイトをご確認ください。
※新型コロナウイルス感染症予防・拡大防止のため、状況により会期や展示期間の変更を行う場合があります。
※会期中一部展示替えとなる作品がございます。
「西国三十三所」は、近畿2府4県と岐阜県に点在する観音菩薩を本尊とする霊場33か所の総称です。
養老2年(718)、大和国(奈良県)長谷寺の開基・徳道上人が死の淵をさ迷った際、地獄の閻魔大王から「生前の悪行により地獄へ送られる者が多い。人々が観音霊場へ参ることで功徳を得られるよう、観音菩薩の慈悲の心を説くように」 とお告げを受け、起請文と33の宝印を授かって現世へ帰されたという逸話にはじまるといいます。その後、徳道上人が極楽往生の通行証となる宝印を納めた場所が、観音霊場を巡る信仰となり、33の札所を巡る日本最古の巡礼路となりました。
巡礼路の総距離は約1000キロメートルに及び、和歌山、大阪、兵庫、 京都、奈良、滋賀、岐阜と近畿圏を包括するように伸びています。特に文化の中心地である京都に3分の1の霊場が集中していることから、観音信仰と巡礼の文化は全国に広がりました。
本展は、西国三十三所草創から1300年を機としてゆかりの深い京都の地で開催される特別展です。今もなお、老若男女、国籍を問わず、 人々をひきつける巡礼の魅力を、美しい観音菩薩の姿や各札所の寺宝を通じてご紹介します。観音信仰とともに守り伝えられてきた至宝の数々をご堪能ください。
おうちで楽しもう!七観音オリジナルぬりえ
展覧会で展示される「七観音」のぬりえが 公式サイトからダウンロードできます!
観音さまは、それぞれ特徴のある姿をしています。好きな観音さまを見つけて、色をぬってみましょう。
展覧会概要
期間 | 2020/07/23(木) 〜 2020/09/13(日) |
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会場・開催場所 |
京都国立博物館
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時間 | 9:30~18:00(入館は17:30まで) |
休館日 | 月曜日 ※ただし、8月10日(月・祝)は開館 |
料金 | 一般:1,600円(1,400円) 大学生:1,200円(1,000円) 高校生:700円(500円) 中学生以下無料 |
注意事項等 | ※()内は前売(7月22日まで販売)及び20名以上の団体料金 |
お問い合わせ |
TEL:075-525-2473075-525-2473
※テレホンサービス |
ホームページ | https://saikoku2020.jp |