Exhibitions展覧会

《アレ夕立に》1909年 髙島屋史料館蔵【前期展示】
《アレ夕立に》1909年 髙島屋史料館蔵【前期展示】
重要文化財《絵になる最初》1913年 京都市美術館蔵【後期展示】
重要文化財《絵になる最初》1913年 京都市美術館蔵【後期展示】
《金獅》1901年頃 株式会社ボークス蔵【展示期間】10/7~11/12
《金獅》1901年頃 株式会社ボークス蔵【展示期間】10/7~11/12
《羅馬遺跡図》1903年【通期展示】
《羅馬遺跡図》1903年【通期展示】
《ベニスの月》1904年 髙島屋史料館蔵【前期展示】
《ベニスの月》1904年 髙島屋史料館蔵【前期展示】
《清閑》 1935年頃 京都市美術館蔵【通期展示】
《清閑》 1935年頃 京都市美術館蔵【通期展示】
《観花》1897年 海の見える杜美術館蔵【後期展示】
《観花》1897年 海の見える杜美術館蔵【後期展示】

京都市美術館開館90周年記念展「竹内栖鳳 破壊と創生のエネルギー」

近代京都の日本画界に最も大きな影響を与えた画家、竹内栖鳳。京都市美術館開館90周年を記念して開催する本展では、京都市美術館(京都市京セラ美術館)とも関わりの深い竹内栖鳳の画業を約130点の作品で振り返ります。

明治から昭和まで、京都画壇の中心であり続け、巨星として多くの人に愛された竹内栖鳳。若くして実力が評価され頭角を現した栖鳳は、伝統に根ざしながらも旧習に囚われない新機軸の日本画を求め、常に革新的であり続けた画家でした。明治期には日本画に西洋画の知見を取り入れようと渡欧し、技術区が円熟に達した大正・昭和期には第一線で活躍しながらも多くの弟子たちの育成にも尽力。後期には誰にも追随を許さぬ筆力で生命力あふれる作品を生み出しました。

本展では、そんな栖鳳の作品を時代順に紹介。重要文化財《絵になる最初》をはじめとする代表作の数々はもちろん、新発見された栖鳳が渡欧中に描いた作品《羅馬遺跡図》、そしてこれまであまり注目されてこなかった青年期にも触れ、栖鳳の生涯における技術の発展や表現の推移、挑戦の軌跡を作品を通じてたどります。
また、本画だけでなく栖鳳が制作の上で最も重視した「写生」の秘密が詰まった貴重な写生画や下絵も紹介。栖鳳が世界を見つめたまなざしや思考・制作姿勢、栖鳳の本領ともいえる活き活きとした線描をご覧いただけます。

現在では巨匠として知られる栖鳳ですが、そこへ至るためには古い常識を破壊し、新たな地平を創生するエネルギーが不可欠でした。そんな栖鳳の奮闘を余すところなく振り返る、京都では10年ぶりの栖鳳の大規模個展です。この機会にご高覧ください。

※本展は会期中展示替がございます。
【前期】2023/10/7~11/5【後期】11/7~12/3

展覧会概要

期間 2023/10/07(土) 〜 2023/12/03(日)
会場・開催場所 京都市京セラ美術館
本館南回廊1階
時間 10:00~18:00(入場は17:30まで)

【夜間開館】
11/11(土)は「京都市美術館90周年記念祭」の開催に合わせ、20:00まで開館延長(入場は19:30まで)
休館日 月曜日(祝日の場合は開館)
料金 一般:1,800円(1,600円)
大学・高校生:1,300円(1,100円)
中学生以下無料
※()内は20名以上の団体料金
※京都市内在住・通学の高校生、障害者手帳等をお持ちの方とその介護者1名は無料(学生証、障害者手帳等証明できるものをご持参ください)
注意事項等 状況により、やむを得ず予定が変更となる場合がございます。最新情報は京都市京セラ美術館のホームページ等をご確認ください。
お問い合わせ TEL:075-771-4334075-771-4334
ホームページ https://kyotocity-kyocera.museum/

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