Exhibitions展覧会

梶浦 聖子《地上から私が消えても、青銅》
梶浦 聖子《地上から私が消えても、青銅》
久野彩子《time capsule》
久野彩子《time capsule》
佐治真理子《よりしろ》
佐治真理子《よりしろ》
杉原 木三《猫鎛》
杉原 木三《猫鎛》
石川将士《種》
石川将士《種》

泉屋ビエンナーレ2023 Re-sonation ひびきあう聲

現代の鋳金作家が、住友コレクションを代表する中国古代青銅器からインスピレーションを受けて作品を制作、展示する企画展「泉屋ビエンナーレ」の第2回。今回は、前回の参加作家のうち3名と、新規参加7名、総勢10名の作家の作品が登場します。

泉屋博古館が所蔵する中国古代青銅器コレクションは、質・量ともに中国以外では最も充実したコレクションとして世界的に高い評価を得ています。それらは単に貴重な古代の遺物というだけでなく、東アジア金属工芸の範として、後の時代の人々の創作活動を刺激してきました。

「泉屋ビエンナーレ」はこれら古代青銅器の高い技術や特徴的な造形に改めて着目し、クリエイティブな芸術品として捉え直すことで、その魅力を再確認することを目的に、2021年よりスタートしました。

出展作家10名は皆、現在第一線のアートシーンで活躍する新進気鋭の作家たち。彼らが泉屋博古館の古代青銅器と対峙して受けたインスピレーションから生まれた新作を一堂に展示します。作品は、特定の青銅器からイメージを膨らませたものもあれば、現代と古代の間にある約3000年の大きな時空に自身を投下したものなどさまざま。作家による視線の違いも見どころです。

サブタイトルの「Re-sonation ひびきあう聲」は、青銅器に込められた古代の声を聴き「共鳴(resonation)」することにより、中国古代青銅器が「再び」、新たな創作の源となることをの願いが込められています。

中国古代青銅器と現代鋳金作家、時空を超えて共鳴する聲と聲から生まれる、鋳金芸術の最先端を体感できる展覧会。他にないユニークかつクリエイティブな試みを、ぜひご高覧ください。

出陳作家

梶浦聖子/柴田早穂/佐治真理子/三矢直矢/石川将士/本山ひろ子/上田剛/杉原木三/久野彩子/平戸香菜

展覧会概要

期間 2023/09/09(土) 〜 2023/10/15(日)
会場・開催場所 泉屋博古館
時間 10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日 月曜日(ただし、9/18、10/9は開館)、9/19(火)、10/10(火)
料金 一般:800円
高大生:600円
中学生以下無料
※20名以上の団体は2割引
※障がい者手帳をご提示の方は無料
注意事項等
  • 発熱がおありの方、体調のすぐれない方は来場をお控えください。
  • 状況により、やむを得ず予定が変更となる場合がございます。最新情報は泉屋博古館のホームページをご確認ください。
お問い合わせ TEL:075-771-6411075-771-6411
FAX:075-771-6099
ホームページ https://sen-oku.or.jp/program/2023_biennale/

関連アートイベント

関連記事