Exhibitions展覧会

世界無形文化遺産登録記念企画展示 「受け継いでいく祇園祭」

2009/11/23(月) 〜 2010/01/11(月)

京都文化博物館 

平安時代以来の歴史と伝統を持ち、日本を代表する祭礼として多くの人々に愛されてきた祇園祭。それが2009年秋、ユネスコにより「世界無形文化遺産」として登録されることになりました。この展覧会ではそれを記念し、祇園祭の山鉾の懸想品や日本画や古記録などの美術・歴史資料、そして貴重な映像資料を展示・公開。京都の新たな誇りを祝福すると共に、祇園祭の祭礼行事としての価値を再認識・再発信します。

『祇園祭礼図屏風』(大阪歴史博物館蔵) 展示期間:11月23日~12月13日
(12月15日~1月11日は『祇園祭礼図屏風』(個人蔵)を展示)

2008年7月、文化庁は、国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)が無形文化遺産保護条約に基づき2009年に作成する世界の代表的な無形文化遺産のリストに、「京都祇園祭の山鉾行事」の登録を提案すると発表しました。この提案を受け、本年秋のユネスコ政府間委員会で、祇園祭の「世界無形文化遺産登録」が正式に決定されました。


よく知られている通り、祇園祭は、日本を代表する祭礼の一つとして多くの人々に愛されてきました。今回、それが世界の代表的な無形文化遺産に登録されることは、京都の新たな誇りであるといえるでしょう。
本展覧会においては、この祇園祭の世界無形文化遺産登録を記念し、平安時代以来の歴史と伝統をもつ祇園祭を、近世から近現代の歴史資料や美術資料、さらには映像資料などを組み込みながら、展示・紹介します。

主な資料としては、京都府立総合資料館に寄託されている放下鉾・大船鉾の懸装品などの祇園祭関係資料をはじめ、同館所蔵の日本画・古記録・郷土玩具などの美術資料や歴史資料を展示。
また、これに加えて京都市文化財保護課の協力のもと、京都市で作成された貴重な祇園祭の映像資料も併せて公開されます。

千年以上もの長きに渡り、守り受け継がれてきた祇園祭。
展覧会を通じ、改めてその祭礼行事としての価値を再認識・再発信し、新たな歴史の一歩を祝福します。

なお、本展覧会は、同じく世界無形文化遺産登録記念として開催されます特別展「アイヌの美 カムイと創造する世界」展と同時期の開催となります。

展覧会概要

期間 2009/11/23(月) 〜 2010/01/11(月)
会場・開催場所 京都文化博物館
京都府京都文化博物館
時間 10:00~19:30(入場は19:00まで)
休館日 月曜日(祝日のときはその翌日)
年末年始(12月28日~1月4日)
料金 一般:500円(団体 400円)
大学生:400円(320円)
高校生以下は無料
注意事項等 ※団体は20名以上 ※同時開催の特別展「アイヌの美」展入場券で、こちらの「受け継いでいく祇園祭」展もご覧いただけます。
お問い合わせ TEL:075-222-0888075-222-0888
FAX:075-222-0889
E-Mail office@bunpaku.or.jp
ホームページ http://www.bunpaku.or.jp/

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