Exhibitions展覧会
新春特集展示「辰づくし-干支を愛でる-」
京都国立博物館恒例の、干支をテーマにした作品を集めて展示する企画展です。今回は2024年の干支「辰(龍)」を特集します。
十二種類の干支の生き物の中で、龍だけは想像上の生き物です。しかし、昔の多くの人はその存在を信じ、瑞獣(ずいじゅう/特別な時に現れるめでたい生き物)と考えてきました。江戸時代の百科事典には、龍の体の特徴が書かれており、それによれば、「頭は駱駝、角は鹿、目は鬼、耳は牛、項(うなじ/首の後ろ)は蛇、腹は蜃(しん/龍に似た想像上の生き物)、鱗は鯉、爪は鷹、 掌(てのひら)は虎」に似ているそうです。
また、龍は雨をつかさどり、鱗のある生き物たちのリーダーだと考えられました。昔の中国のある時代には、皇帝が使うものに五本爪の龍が描かれ、他の人は五本爪の龍の形を使ってはいけない決まりがありました。
今回の展示では、日本や中国の美術の中に表わされた、いろいろな龍をご紹介します。実際に見ることができないからこそ、想像力を働かせ、生み出されてきた個性豊かな龍たちの姿を、展示室でぜひご覧ください。
※本展では、ファミリー向け企画として、やさしい解説文(小学校高学年~)と、作品を見るのが楽しくなるワークシート(小学校低学年~、多言語版あり)をご用意しています。
展覧会概要
期間 | 2024/01/02(火) 〜 2024/02/12(月) |
---|---|
会場・開催場所 |
京都国立博物館
平成知新館 2階 2~4展示室 |
時間 | 9:30~17:00(金曜日は~19:00) ※入館は各日閉館30分前まで |
休館日 | 月曜日、1/9(火) ※1/8(月・祝)、2/12(月・休)は開館 |
料金 | 一般:700円 大学生:350円 ※こちらの料金で当日の平成知新館の全展示をご覧いただけます。 ※高校生以下および満18歳未満、満70歳以上の方は無料(年齢のわかるものをご提示ください) ※障害者の方とその介護者1名は無料(障害者手帳等をご提示ください) ※キャンパスメンバーズ(含教職員)は無料(学生証または教職員証をご提示ください) |
注意事項等 |
|
お問い合わせ |
TEL:075-525-2473075-525-2473
※テレホンサービス |
ホームページ | https://www.kyohaku.go.jp/ |
関連アートイベント
該当するアートイベントはございません。
関連記事
探す