Exhibitions展覧会

白白庵 × gallery near「tokonoma展 - Japanese "TOKONOMA" Style Exhibition -」

2013/07/26(金) 〜 2013/08/14(水)

【閉廊】gallery near 

京都を代表するギャラリーとして知られた「neutron」代表・石橋圭吾氏とのコラボレーション展。今回は日本の伝統美「床の間」をテーマに、しつらえの概念をより自由なものとして提示します。ギャラリーの展示台を床の間に見立て、陶器と平面作品の組み合わせの妙をお楽しみください。

昨年末に惜しまれつつもギャラリー業務を終了した【neutron(ニュートロン)】の代表・石橋圭吾氏。現在はアートディレクターとして、百貨店での企画展示やアートマネジメントを多く手がける彼の新たなプロジェクト【白白庵(ぱくぱくあん) 】と、京都における若手アートの発掘及び発信を目指す【 gallery near 】による合同企画展です。

展覧会では、日本の伝統的な美意識「床の間」をテーマに、「しつらえ」という概念をより自由なものとして広く提示します。gallery near の壁面に常設されている展示台を「床板」と捉え、壁面に「gallery near」選出の作家6名の平面作品を展示します。また、各平面作品の下部(床板)には「白白庵」選出の陶芸作家6名の作品を、相性やイメージの合うもの同士を自由に見立てて、「しつらえ」(展示)いたします。
メインの展示の他にも、会場内の一角及び店内のミニギャラリースペースでは、お互いの作品を上手く対照させながら、その場でお持ち帰りいただける小作品及び陶器の展示、販売を行います。

現代の感性により生まれた作品を、現代の「床の間」の「しつらえ」として提示することで、陶器と平面作品の組み合わせをお楽しみいただき、昔は日本のどの家屋にも当たり前に存在した「床の間」を改めて再考します。
また、和室の「床の間」に限定せず、個人主体の美の遊び心を認識することのできる場として、現代の住宅事情にも溶け込む新たな「しつらえ」の概念を発掘します。

日本の住宅事情は、高度経済成長期から西洋建築の波に呑まれ、現在では洋室のみの住居が一般的です。
畳を敷いた和室は徐々に影を潜め、「床の間」を見かけることも少なくなり、昔ながらの「床の間に美術品を飾る」という意識が失われつつあります。その一方で、昨今では町屋や古民家などのリノベーションが注目され、日本の古き良き家屋が見直されるようにもなっています。
この機会に、改めて「床の間」にスポットを当て、現代で活躍する作家の作品同士を見立て、しつらえることを通して、日本が誇る伝統的な美意識を再認識することができれば幸いです。

■ オープニングパーティー:2013年7月26日(金)18:00~
入場無料・1オーダー制(フード・ドリンクALL500円)
出展作家が多数参加する交流会です。プレス関係者・一般の方問わず入場可能です。お気軽にご参加ください。
※当日は通常のカフェ利用・及び展示のみの利用は17:00までとなります(ご希望の方は16:30までにお越しください)
 

出展作家

【白白庵(陶器)】
かのう たかお、金 理有、篠崎 裕美子、田村 一、津田 友子、船戸 あやこ

【gallery near(平面作品)】
池原 悠太、田中 加織、谷口 朋栄、寺脇 扶美、林 葵衣、宮田 彩加

展覧会概要

期間 2013/07/26(金) 〜 2013/08/14(水)
会場・開催場所 【閉廊】gallery near
時間 12:00~22:00(初日・最終日は17:00まで/木曜休廊)
料金 無料
お問い合わせ TEL:075-708-8822075-708-8822
FAX:075-708-8822
E-Mail info@blow-works.com
ホームページ http://blow-works.com/near.html

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