Exhibitions展覧会
特別展「東福寺」
新緑や紅葉の名所として知られる、京都を代表する禅寺の一つ・東福寺。そこには貴重で特色ある文化財が数多く伝えられています。本展は、そんな東福寺の寺宝を紹介する初の大規模展覧会です。
東福寺は鎌倉時代前期に摂政・関白を務めた九条道家が、奈良の東大寺と興福寺とを合わせたような大寺院を創建しようと発願し、開山として円爾(聖一国師)を招いて建立しました。後世「伽藍面(がらんづら)」と称されるほどの日本随一の巨大伽藍を誇り、多くの弟子を育て、南北朝時代には京都五山の第四に列します。
そんな東福寺の本山と塔頭には中国伝来の文物をはじめ、建造物や彫刻・絵画・書跡など禅宗文化を物語る、さまざまな品が伝えられています。国指定を受けている文化財の数は、本山東福寺・塔頭合わせて国宝7件、重要文化財98件、合計105件に及びます。
東福寺の寺宝をまとめて紹介する初の機会となる本展では、「画聖」とも崇められた絵仏師・明兆による記念碑的大作《五百羅漢図》全幅を修理後初公開。また、応仁の乱による戦火を免れた貴重な文化財の数々や、巨大伽藍にふさわしい特大サイズの仏像や書画類の優品も一堂に展覧します。
草創以来の東福寺の歴史を辿たどりつつ、大陸との交流を通して花開いた禅宗文化の全容を幅広く紹介する展覧会。東福寺の日本文化における意義とその魅力を、この機会に余すところなくご覧ください。
※この展覧会は下記日程にて大きな展示替を行います(一部、前後期の日程に拠らず展示替を行うものもあります。また、展示期間中に冊替・ページ替・巻替を行う作品もございます)
【前期】2023/10/7~11/5【後期】11/7~12/3
展覧会概要
期間 | 2023/10/07(土) 〜 2023/12/03(日) |
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会場・開催場所 |
京都国立博物館
平成知新館 |
時間 | 9:00~17:30(入館は17:00まで) |
休館日 | 月曜日(祝日の場合は開館、翌平日休館) |
料金 | 一般:1,800円(1,600円) 大学生:1,200円(1,000円) 高校生:700円(500円) ※()内は20名以上の団体料金 ※中学生以下、及び障害者手帳等をご提示の方とその介護者1名は無料 ※大学生・高校生の方は学生証をご提示ください。 ※キャンパスメンバーズ(教職員を含む)はチケット売場にて学生証または教職員証をご提示いただくと、各種当日料金より500円引きとなります。 |
注意事項等 |
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お問い合わせ |
TEL:075-525-2473075-525-2473
(テレホンサービス) |
ホームページ | https://tofukuji2023.jp/ |
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