Exhibitions展覧会

《秋桂月兎図》陳星筆 京都国立博物館
《秋桂月兎図》陳星筆 京都国立博物館
《木賊花兎に段文様小袖》京都国立博物館
《木賊花兎に段文様小袖》京都国立博物館
《木賊花兎に段文様小袖》(部分)京都国立博物館
《木賊花兎に段文様小袖》(部分)京都国立博物館
《月兎蒔絵象嵌盆 笠翁細工》
《月兎蒔絵象嵌盆 笠翁細工》

新春特集展示「卯づくし─干支を愛でる─」

京都国立博物館恒例の、干支をテーマにした作品を集めて展示する企画展です。今回は2023年の干支「卯(兎)」を特集します。

長い耳と、ふわふわの毛並みを持つ兎は、とてもかわいい動物です。でも、実は昔の美術の中には、目つきの鋭い、あまり「かわいくない」兎もたくさん登場します。どうやら、昔の人と今の私たちでは、兎のイメージは少し違うようです。

中国では「月には兎がすんでいる」というお話が古くからあり、日本でも兎は月と一緒によく描かれました。仏教の古いお話では、「自分から火の中に飛び込んだ兎を、帝釈天が哀れに思って月に送った」と語られます。

また兎は、秋の草ともよく一緒に描かれます。これは、月が特に美しい「秋」と、月にいると考えられた「兎」が結び付けられたからです。連想ゲームのように、兎は様々なものと結びつけられて、表現されてきました。
この展示では、日本や中国の美術の中に表わされた、いろいろな兎をご紹介します。かわいいだけじゃない、兎の姿を探しに、ぜひ博物館に遊びに来てください。

※本展では、ファミリー向け企画として、やさしい解説文(小学校高学年~)と、作品を見るのが楽しくなるワークシート(小学校低学年~、多言語版あり)をご用意しています。

展覧会概要

期間 2023/01/02(月) 〜 2023/01/29(日)
会場・開催場所 京都国立博物館
平成知新館 1F-2展示室
時間 9:30~17:00(入館は16:30まで)
休館日 月曜日、1/10(火)
※1/2(月・休)、1/9(月・祝)は開館
料金 一般:700円
大学生:350円
※高校生以下および満18歳未満、満70歳以上の方は無料(年齢のわかるものをご提示ください)
※障害者の方とその介護者1名は無料(障害者手帳等をご提示ください)
※キャンパスメンバーズ(含教職員)は無料(学生証または教職員証をご提示ください)
注意事項等
  • 新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、来場の際はマスクの持参・着用、手指の消毒等にご協力をお願いいたします。
  • 状況により、やむを得ず予定が変更となる場合がございます。最新情報は京都国立博物館のホームページをご確認ください。
お問い合わせ TEL:075-525-2473075-525-2473
※テレホンサービス
ホームページ https://www.kyohaku.go.jp

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