Exhibitions展覧会

渡辺信喜 《罌粟》平成6年(1994) 郷さくら美術館蔵
渡辺信喜 《罌粟》平成6年(1994) 郷さくら美術館蔵
渡辺信喜《夏草》平成27年(2015) 郷さくら美術館蔵
渡辺信喜《夏草》平成27年(2015) 郷さくら美術館蔵
渡辺信喜《チューリップ》(「うたの原風景」より)平成30年(2018) 個人蔵
渡辺信喜《チューリップ》(「うたの原風景」より)平成30年(2018) 個人蔵
渡辺信喜《春の小川》(「うたの原風景」より)平成30年(2018)個人蔵
渡辺信喜《春の小川》(「うたの原風景」より)平成30年(2018)個人蔵

渡辺信喜 四季の譜 京都府立堂本印象美術館 現代作家展

2024/03/20(水) 〜 2024/05/17(金)

京都府立堂本印象美術館 

京都府立堂本印象美術館では、新企画として「京都府立堂本印象美術館 現代作家展」を開催します。これは設立者である堂本印象が抱いていた「美術館を芸術発展の場として活用してほしい」という想いを受け継ぎ、現代の美術作家を紹介・支援することを目的としています。今回は、優美な色彩による花の絵の画家として知られ、現在、京都の日本画の重鎮として活躍する渡辺信喜(わたなべ・のぶよし)をとりあげます。

1941年、京都の仏画師の家に生まれた渡辺は、京都市立美術大学(現・京都市立芸術大学)を卒業後、京都画壇を代表する画家の一人・山口華楊に師事します。渡辺は自然との共生を大切にする京都ならではの風土を愛するとともに、師・華楊の薫陶を受け日本画材の持つ魅力を再認識し、優美な色彩に裏打ちされた独自の画境を拓きました。日展を舞台に活躍する傍ら、1984年には所属を越えた東西の日本画家たちによる「横の会」に参加して新しい日本画の在り方を目指して活動。さらに解散後は、京都の日本画を活性させるため、横の会のメンバーらとともに「NEXT」を結成しました。こうした創作活動の一方で、京都精華大学で教鞭を執り、後進の育成にも尽力しました。現在は日展理事、京都日本画家協会理事長をつとめています。

本展では、43歳の時に発表し、日展特選を受賞した「林檎」をはじめ、横の会、NEXTの出品作の他、日展の内閣総理大臣賞受賞作「夏草」など、渡辺信喜の代表作を展示します。京都画壇の写生の技を受け継ぎながらも、現代的感覚に満ちた自然の美を表現する渡辺の作品世界を、ぜひご高覧ください。

また、会期中は季節に合わせ、堂本印象の代表作《木華開耶姫》の特別展示を行います。併せて庭園では「第7回野外彫刻展」を開催します。こちらも併せてご高覧ください。

同時開催

第7回野外彫刻展(2024/3/20~5/17)※入場無料

展覧会概要

期間 2024/03/20(水) 〜 2024/05/17(金)
会場・開催場所 京都府立堂本印象美術館
時間 9:30~17:00(入館は16:30まで)
休館日 月曜日(祝休日の場合は開館、翌平日休館)
料金 一般:510円(400円)
高大生:400円(320円)
小中生:200円(160円)
※()内は20名以上の団体料金
※65歳以上の方は無料(年齢のわかる公的証明書をご提示ください)
※障害者手帳をご提示の方と介護者1名は無料
注意事項等 状況により、やむを得ず予定が変更となる場合がございます。最新情報は堂本印象美術館のホームページをご確認ください。
お問い合わせ TEL:075-463-0007075-463-0007
FAX:075-465-3099
ホームページ https://insho-domoto.com/

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