Exhibitions展覧会

重要文化財《雲竜図》海北友松 桃山時代(16世紀)建仁寺
重要文化財《雲竜図》海北友松 桃山時代(16世紀)建仁寺
狩野探幽《桐鳳凰図屏風》(左隻)江戸時代(17世紀)サントリー美術館(展示期間:10/1-18)
狩野探幽《桐鳳凰図屏風》(左隻)江戸時代(17世紀)サントリー美術館(展示期間:10/1-18)
狩野探幽《桐鳳凰図屏風》(右隻)江戸時代(17世紀)サントリー美術館(展示期間:9/12-30)
狩野探幽《桐鳳凰図屏風》(右隻)江戸時代(17世紀)サントリー美術館(展示期間:9/12-30)
《百鳥図》伝 辺文進 明時代(15世紀)鹿苑寺
《百鳥図》伝 辺文進 明時代(15世紀)鹿苑寺
《深山猛虎図》橋本雅邦 明治時代(19世紀)泉屋博古館分館
《深山猛虎図》橋本雅邦 明治時代(19世紀)泉屋博古館分館
虎卣(こゆう)商時代(紀元前11世紀)泉屋博古館
虎卣(こゆう)商時代(紀元前11世紀)泉屋博古館

開館60周年記念特別展「瑞獣伝来―空想動物でめぐる東アジア三千年の旅」

古来より、東アジアで吉祥をもたらすとされた動物たち「瑞獣」。その謎と変遷の歴史をさまざまな美術作品を通して辿ります。

瑞獣とは、為政者の高い徳に応じて現れる獣で、狭義には『礼記』礼運において四霊として挙げられている龍・鳳凰・亀・麒麟を指します。しかしそれらに限らず、中国では霊的な力を持ち吉祥を呼ぶとされた空想動物が数多く存在し、人々に親しまれてきました。それらは東アジアの国々にも広く伝わり、美術作品の重要なモチーフとして用いられ、文化史上に大きな意義を果たしてきました。

動物に霊的な力を見るという風習は、世界的に見ても決して珍しいものではありません。しかし西洋ではドラゴンが悪の象徴とされるように、吉祥と強く結びつけるという発想は必ずしも普遍的なものではなく、そこに東アジア文化の特徴を見出すことができます。

この展覧会では、中国に発祥し東アジアの各国で親しまれた瑞獣のうち、「龍」「鳳凰」「虎」を取り上げ、その変遷の歴史を三千年のスケールで追い、そこに込められた人々の思いに迫っていきます。選りすぐりの美術作品とともに、古代中国から近代日本まで、瑞獣による東アジア三千年の旅をお楽しみください。

併設:青銅器館「中国青銅器の時代」

青銅器館の第3展示室では、年度毎に異なるテーマを取り上げた展示を行います。今秋は「青銅器の文様~神秘のデザイン~」として、青銅器に施された細密な文様に注目します。
その文様の多くは、神に通じる存在とされた生き物をモチーフとしたものや、漢字の原型となった「金文」など、後の時代に大きな影響を与え、中華を象徴する意匠の祖型となった文様をご紹介します。

京都東山 美術館さんぽ
(泉屋博古館・野村美術館 相互割引)

京都東山のふもとにある2つの美術館による相互割引企画です。入館時に受付にて一館の入館券半券をご提示いただくと、もう一館が割引料金でご覧いただけます。この機会にぜひ秋の京都での美術鑑賞をお楽しみください。

■ 野村美術館:泉屋博古館の半券提示で入館料100円引き
■ 泉屋博古館:野村美術館の半券提示で入館料2割引き
※割引はお一人様につき1枚の半券が必要です
※対象の展覧会以外の半券では割引となりませんのでご注意ください。

対象の展覧会

■ 野村美術館:「懐石のうつわ -秋・冬のしつらえ-」「煌めきのギヤマン・バカラ ガラスの懐石具」9/5-10/18/「野村得庵没後75年 茶の湯のわびと美」10/24-12/13
■ 泉屋博古館:「瑞獣伝来 空想動物でめぐる東アジア三千年の旅」9/12-10/18/「泉屋博古 #住友コレクションの原点」10/30-12/6

展覧会概要

期間 2020/09/12(土) 〜 2020/10/18(日)
会場・開催場所 泉屋博古館
時間 10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日 月曜日、9/23(水)
※9/21(月・祝)は開館
料金 一般:800円
高大生:600円
中学生以下:無料
※上記料金で青銅器館の展示もご覧いただけます。
※20名以上の団体は20%割引
※障害者手帳をご提示の方は無料
注意事項等 ※新型コロナウイルス感染症の状況により、やむを得ず予定を変更・中止とする場合がございます。最新の情報は泉屋博古館のホームページ等でご確認ください。
お問い合わせ TEL:075-771-6411075-771-6411
FAX:075-771-6099
ホームページ https://www.sen-oku.or.jp/

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