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美術館とギャラリーの違い

2010/02/18

「美術館とギャラリーって何が違うの?」と疑問に思う人もいらっしゃいます。
確かに美術館とギャラリーの境界はあいまいで中間的な施設が多いのも事実です。
しかし一応の定義がありますのでここで解説したいと思います。

美術館

美術館とは、美術作品を中心とした文化遺産や現代の文化的な所産を収集・保存・展示し、またそれらの文化に関する教育・普及・研究を行なう施設です。
美術館は、相当する英語が museum of art であるように、美術品を専門とする博物館の一分野となります。英語以外の欧州各国語でも博物館のひとつとして扱われます。

ギャラリー

ギャラリーとは、美術作品を展示するスペースのことで、日本では画廊とも呼ばれます。美術館に比べてスペースがかなり狭く、入場料を取らないのが普通です。

画廊側が選んだ作品を展示する「企画画廊」と、スペースを一定期間ごとに作家に貸す「貸画廊」に分けられます。

まとめ

展覧会という観点からまとめると:
美術館は自分の持っている物を展示する、ギャラリーは他人の物を展示するいう風に分類できます。

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