【レポート】ノンバーバルパフォーマンス「GEAR-ギア-」に行ってきました!
ノンバーバルパフォーマンス「GEAR」を知っていますか?
ノンバーバルとは言語に頼らないという意味。具体的な言葉でセリフを話すことなく、キャストのパフォーマンスや光・音などの演出でストーリーを伝えるもので、世代も国籍も関係なく楽しめる舞台エンターテイメントです。
2011年からART COMPLEX1928を会場に公演を開始、現在同会場を専用劇場とし、ロングラン8年目を迎えています。
こちらにご招待を頂いたので、京都で遊ぼうARTのスタッフが行ってきました!
ノンバーバルとは言語に頼らないという意味。具体的な言葉でセリフを話すことなく、キャストのパフォーマンスや光・音などの演出でストーリーを伝えるもので、世代も国籍も関係なく楽しめる舞台エンターテイメントです。
2011年からART COMPLEX1928を会場に公演を開始、現在同会場を専用劇場とし、ロングラン8年目を迎えています。
こちらにご招待を頂いたので、京都で遊ぼうARTのスタッフが行ってきました!
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GEARの物語の舞台は、近未来のとある廃工場。
おもちゃの人形を作っていたのですがそれも昔のこと、既に人々には忘れ去られ、今は4人の人間型ロボット「ロボロイド」だけが工場が廃業していることも知らずに働き続けています。
そこに、かつてこの工場で作られていたおもちゃの人形「ドール」が現れて
...というもの。
会場になっている「ART COMPLEX1928」は、元々戦前に建てられた新聞社の建物の屋根裏スペースを利用した劇場、GEARの公演が始まってからは内部の装飾もGEARの世界観にあわせたスチームパンク風の作りになっています。扉も工場っぽさが出ていますね!
GEARは1日2回、基本的に火曜・木曜以外の毎日行われています。
キャストは5名が日替わりで登場。
それぞれがパントマイム、マジック、ジャグリング、ブレイクダンスと、専門の異なるパフォーマーで構成されています。
中に入ってみると、舞台と客席の近さにびっくり!(;゚Д゚)
本当に至近距離で、それこそキャストさんに手を伸ばせば触れられるほど。こんなに間近でプロのパフォーマンスアートを見られるところもなかなかないのでは...(パフォーマーさんは皆世界大会優勝者やメディアで注目される気鋭の方などプロフェッショナル揃いです!)
劇中では、光や音の演出が入ったり、突然突風が吹いてきたり、時にはキャストさんが自ら客席に近づいてきて観客を巻き込んでくるような場面も!すっかり物語の住人、見学者というもう一人のキャストになったような気分で夢中になってしまいました。
物語も笑えるコミカルな場面からホロリとくるようなところまであり、表情やしぐさだけでキャラクターの感情も伝わり、セリフがなくとも十分話を追える仕様になっていました。
人間の動きや感覚は言葉を超える、これぞノンバーバル!
公演で使った小道具には一部持ち帰り可能なものもあったり、誕生日などの記念日の人には撮影サービスやプレゼントがあったりと、終わった後にも楽しめる要素が用意されているところもありますよ(((o(*゚▽゚*)o)))
***
GEARは、元々小さな劇場で舞台を行う可能性、観劇の機会と人口を広げることを目標にした企画だったそうです。
確かに、工場の中に入ってしまったような、物語世界自体に観客が取り込まれるような没入感は、小さな劇場空間の特性が活かされています。また、決まった場所で同じ内容の公演を長い期間毎日のように行うというスタイルもあわさって、テーマパークのステージショーのような感覚に近いものを感じます。
それは、「街に根付いた観光名所としての舞台」、「日常的に楽しめる劇場コンテンツ」という、現代における舞台芸術の在り方の提示のように思えました。
肩ひじ張らず、舞台芸術の世界に親しむには、最高の機会なのではないでしょうか!
8年という長い期間を経たGEARですが、これまでも少しずつ様々な部分でアップデートを重ねてきました。2019年は京都だけでなく千葉でも公演を行うなど、活動の幅を広げています。
もちろん、京都での公演は今後も継続。京都にお越しの際は、GEARで舞台に触れる時間も旅の日程に含めてみてはいかがでしょうか?
■ ART COMPLEX1928(GEAR専用劇場)についてはこちら
■ GEAR公式ホームページはこちら
劇中では、光や音の演出が入ったり、突然突風が吹いてきたり、時にはキャストさんが自ら客席に近づいてきて観客を巻き込んでくるような場面も!すっかり物語の住人、見学者というもう一人のキャストになったような気分で夢中になってしまいました。
物語も笑えるコミカルな場面からホロリとくるようなところまであり、表情やしぐさだけでキャラクターの感情も伝わり、セリフがなくとも十分話を追える仕様になっていました。
人間の動きや感覚は言葉を超える、これぞノンバーバル!
公演で使った小道具には一部持ち帰り可能なものもあったり、誕生日などの記念日の人には撮影サービスやプレゼントがあったりと、終わった後にも楽しめる要素が用意されているところもありますよ(((o(*゚▽゚*)o)))
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GEARは、元々小さな劇場で舞台を行う可能性、観劇の機会と人口を広げることを目標にした企画だったそうです。
確かに、工場の中に入ってしまったような、物語世界自体に観客が取り込まれるような没入感は、小さな劇場空間の特性が活かされています。また、決まった場所で同じ内容の公演を長い期間毎日のように行うというスタイルもあわさって、テーマパークのステージショーのような感覚に近いものを感じます。
それは、「街に根付いた観光名所としての舞台」、「日常的に楽しめる劇場コンテンツ」という、現代における舞台芸術の在り方の提示のように思えました。
肩ひじ張らず、舞台芸術の世界に親しむには、最高の機会なのではないでしょうか!
8年という長い期間を経たGEARですが、これまでも少しずつ様々な部分でアップデートを重ねてきました。2019年は京都だけでなく千葉でも公演を行うなど、活動の幅を広げています。
もちろん、京都での公演は今後も継続。京都にお越しの際は、GEARで舞台に触れる時間も旅の日程に含めてみてはいかがでしょうか?
■ ART COMPLEX1928(GEAR専用劇場)についてはこちら
■ GEAR公式ホームページはこちら