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【まとめ】京都の夏を「展示」で楽しむ!祇園祭関連の展示を集めてみました。

2023/06/30

20220714_190952.jpg7月の京都といえば京都の夏の風物詩・祇園祭!今年はここ数年お休みしていた行事なども再開され、フルスペックの姿での開催が予定されています。
この機会に見に行ってみようかな、とお考えの方も多いのでは?

そんな祇園祭、そして京都の夏を「展示」で楽しめるイベントも7月には開催されています。そこで今回は祇園祭と併せて見たい、おすすめの展示・企画を集めてみました。
ぜひ祇園祭見物や、夏の京都散策の参考にどうぞ!

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▼ 祇園祭~京都の街なかがミュージアム!~

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祇園祭関連の展覧会・イベント

〜室町幕府滅亡後450年〜
祇園祭 -足利将軍が見た山鉾巡行-

会場:京都文化博物館(総合展示室/「京のまつり」コーナー)
会期:2023/6/17~8/13

京都文化博物館の総合展示室には、京都のさまざまな京都の祭礼や行事に関する展示を行っている「京のまつり」コーナーがあります。

こちらでは祇園祭の時期には毎年祇園祭に関連した展示を開催。
今年は室町時代、足利将軍家が実際に祇園祭を見物した頃に関する資料が紹介されます。昔の将軍がそのように山鉾巡行の様子を楽しんでいたのか、450年の時を越えて思いを馳せてみてはいかがでしょう?

「京のまつり」では祇園祭の時期以外でも、各山鉾が所蔵する資料や懸装品の展示を行っていることもあるので、祇園祭の時には行けないけど山鉾の飾りを見てみたい...という方にもおすすめですよ。

※なお、祇園祭に合わせて7/17(月・祝)、7/24(月)は開館となります。

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祇園祭記念特別上映『祇園祭』

会場:京都文化博物館(フィルムシアター)
会期:2023/7/16、7/17、7/24(各日1日2回上映)

知る人ぞ知る?京都文化博物館の恒例、祇園祭記念特別上映。
毎年祇園祭に合わせて、昭和43(1968)年に制作された映画『祇園祭』の上映会が行われています。

応仁の乱の後、荒廃した京の都で中断していた祇園祭を復興しようとする町衆たちの物語。中村錦之助や三船敏郎、岩下志麻、高倉健や美空ひばりなど当時としてもオールスターキャストで制作された豪華な作品でした。
諸事情で映像媒体化や配信もされておらず、他ではなかなか見る機会のないレアな映画でもあります。気になる方はこの機会に。

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収蔵品展「まつりと工芸 楽焼茶碗でめぐる山鉾巡行」

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会場:京都伝統産業ミュージアム
会期:2023/7/3~8/6

岡崎公園・みやこめっせの中にある「京都伝統産業ミュージアム」でも祇園祭に合わせた展示を開催。祇園祭で巡行する34基の山鉾を描いた楽焼茶碗を中心に、祇園祭をモチーフとしたさまざまな伝統工芸品を展示。囃子方が使う楽器「鉦(かね)」を実際に叩いて体験できるコーナーもあります。その他、山鉾建てや神輿巡行を巡るエピソードも紹介。より深く祇園祭を楽しめる内容です。

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千總の屏風祭2023 見えない水を見る

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会場:千總ギャラリー(GALLERY1)
会期:2023/7/1~9/25

山鉾が立つエリアのすぐ近くにある千總ギャラリーでは、祇園祭に合わせて所蔵する屏風作品などを展示。宵山期間に旧家・商家がこぞって秘蔵のお宝を公開する屏風祭を展覧会の形で開催しています。
今年は「水」をテーマに、円山応挙筆の《保津川図屏風》(重要文化財)を中心に展示。

入場無料。山鉾めぐりのついでにも足を運びやすい立地なので休憩や涼みを兼ねて立ち寄ってみては?

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小川貴士 水彩画展「古都・光に映えて」

小川貴士2023個展.jpg会場:パパジョンズ カフェ ギャラリー(京都六角店)
会期:2023/7/5~7/17

NYチーズケーキで有名なパパジョンズ。長刀鉾から徒歩圏内にある京都六角店では、小川貴士さんの水彩画展を開催。イタリアやフィンランドの風景画とあわせて、祇園祭などをモチーフにした京都の風景を描いたシリーズ作品が展示されます。

祇園祭の前祭の宵山期間に合わせての開催なので、こちらも山鉾めぐりと併せて立ち寄れる会期。ケーキをいただきながら、絵に描かれた京都を楽しむのも良いですね。

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祇園祭中に京町家を見学!

一般公開 重要文化財 杉本家住宅

会場:杉本家住宅
会期:2023/6/30~7/23(期間中の金・土・日)

伯牙山の前にある、国の重要文化財指定を受ける歴史ある京町家・杉本家住宅。
祇園祭に合わせて夏の特別一般公開を実施します。普段は予約制ですが、この期間中は予約無しでも見学することができます。京町家の夏、祇園祭の頃の商家のしつらえを味わってみては。

※2023年は屏風の展示は《芦雁図屏風》のみとなります
※前祭の宵山期間中は7/14休館・7/15予約優先・7/16休館と変則的になります
※伯牙山の会所となっている部分は前祭の宵山期間中、休館日も公開されます
※建物内の見学時は靴下を着用ください(素足・ストッキングは不可)

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長江家住宅「屏風祭」

会場:長江家住宅
会期:2023/7/14~16(前祭宵山期間)

船鉾のすぐ近くにある京都市指定有形文化財の京町家・長江家住宅。
こちらも普段は予約制ですが、前祭の宵山期間中に開催する「屏風祭」は予約無しでも見学することができます。
建物内では所蔵する屏風や美術品の一部を一般公開。今年は「植物」をテーマに選んだ作品が並びます。

※10名以上でお越しの方は団体扱い、予約制となります。

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八竹庵(旧川崎家住宅)一般公開

会場:八竹庵

八幡山の会所向かいにある京都市指定有形文化財の八竹庵(旧川崎家住宅)。
日本家屋と洋館が並び立つ和洋折衷の建物です。
祇園祭合わせでの特別公開・屏風祭としての開催ではありませんが、祇園祭期間中も通常通り一般公開を開催しています。(貸切イベントの開催日・休館日以外)

※山鉾見物のために作られた「鉾見台」の見学は、貸切イベント「宵山茶会」(7/16、7/23)参加者のみ対象となります。こちらは予約が必要です。
※宵山期間中は開館時間が通常と異なっている場合があります。
※詳細は八竹庵のInstagramをご確認ください。

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挙げて見ると結構祇園祭合わせの展示は数多く行われています。祭り散策と併せて、この機会ならではの展示も楽しんでみてはいかがでしょうか?

なお、京都で遊ぼうARTでは「祇園祭」の特設ページも掲載しています。こちらでは屏風祭や山鉾の会所公開(所蔵品展示)等の情報も掲載していますので、併せてご覧ください!

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