Exhibitions展覧会
特別展覧会 没後150年 坂本龍馬
幕末の志士で現代の日本で最も人気のあう歴史上の人物のひとり・坂本龍馬。この展覧会では、龍馬直筆の手紙を中心に遺品や幕末の様子を伝える錦絵など約200点を通じその実像に迫ります。87年ぶりとなる龍馬の刀3振そろっての公開や、近年TV番組で発見され話題となった新資料など見所満載です。
【作品画像】
(1)重要文化財 龍馬書簡 慶応二年十二月四日 坂本乙女宛(部分) 江戸時代 慶応二年(1866) 京都国立博物館蔵
(2)北辰一刀流長刀兵法目録(部分) 江戸時代 安政五年(1858) 高知・創造広場「アクトランド」龍馬歴史館蔵
(3)刀 銘吉行 坂本龍馬佩用 江戸時代 京都国立博物館蔵
(4)刀 「山城国西陳住埋忠明寿作」と銘がある 坂本龍馬佩用 江戸時代 京都国立博物館蔵
(5)肥前長崎丸山廓中之風景 歌川貞秀筆 江戸通油町藤岡屋慶次郎板 江戸時代 文久二年(1862) 長崎歴史文化博物館蔵
19世紀半ば、激動の幕末に活躍した志士・坂本龍馬。
天保6年(1835)に土佐(高知県)に生まれ、薩長同盟や大政奉還など、日本の歴史を大きく動かす出来事に関わりながらも、明治時代が始まる直前の慶応3年(1867)に京都で凶刃に倒れました。その波乱万丈の生涯は小説や映画、漫画やゲームなどさまざまな形で語り継がれ、現代の日本で最も人気のあう歴史上の人物のひとりとされています。
2017年が没後150年にあたることを機に開催されるこの展覧会では、龍馬直筆の手紙、遺品の数々、龍馬が生きた幕末の様子を伝える錦絵や絵巻物など約200点の資料を展示。坂本龍馬のイメージを再構築するとともに、彼を中心に幕末という時代に迫ります。
展示の中心となる約90点にのぼる龍馬の手紙からは、彼のユーモアや自由奔放な生き様、先見性や率直さ、家族への愛情など龍馬自身の人柄が伝わってきます。
また、京都展では京都国立博物館が所蔵する龍馬の刀「刀 銘吉行」「刀 銘山城国西陳住埋忠明寿作」と、昨年新たに発見された龍馬佩用の脇差が、1929年以来87年ぶりに3振りそろって公開。そして「北辰一刀流長刀兵法目録」「越行の記」など近年発見され話題となった新資料など、最新の研究成果も紹介されます。
なぜ日本人は龍馬に惹かれるのか。その理由を、この機会に展示会場で確かめてみてください。
※京都国立博物館 平成知新館1・2階での開催です。
※会期中、一部展示替がございます。
【前期】10月15日~11月6日/【後期】11月8日~11月27日
【同時開催】特集陳列「絵付けの美 長崎・亀山焼」
文化4年(1807)、長崎港を一望できる風頭山中腹に開窯した亀山焼。発色の美しい呉須で、中国趣味の絵付けの施した染付磁器を生産したことで知られます。操業期間はわずか半世紀ほどでしたが、日用品から硯や水滴などをはじめとした文房具に至るまで、多種多様な製品が作られていました。
この特集陳列では、長崎歴史文化博物館、佐賀県立九州陶磁文化館の協力を得て、龍馬が活躍した地である長崎で花開き、龍馬も愛用した、亀山焼の魅力について紹介します。
※京都国立博物館 平成知新館3階での開催です。
※会期中、一部展示替がございます。
【前期】10月15日~11月6日/【後期】11月8日~11月27日
展覧会概要
期間 | 2016/10/15(土) 〜 2016/11/27(日) |
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会場・開催場所 |
京都国立博物館
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時間 | 9:30~18:00(金・土曜日は20:00まで/入館は閉館30分前まで) |
休館日 | 月曜日 |
料金 | 一般:1,300円(1,100円) 大学生:1,100円(900円) 高校生:800円(600円) 中学生以下無料 |
注意事項等 | ※()内は20名以上の団体料金 ※障がい者の方とその介護者(1名)は、障がい者手帳などのご提示で無料 |
お問い合わせ |
TEL:075-525-2473075-525-2473
※テレホンサービス |
ホームページ | http://www.kyohaku.go.jp/ |
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