--- Welcome to the fantastic traveling ---
ギャラリーへ向かう通り沿いの紅葉は、黄朽葉色に染まり、本格的な秋の訪れを教えてくれます。
GALLERY DEREFUGE ギャラリー ド・リフージュ
長野順子 銅版画展
-空想旅行へようこそ-
2013年10月30日(木)~11月10日(日)
12:00~19:00 最終日17:00 終了
を見てきました。銅版画を見るのは今回が初めてです。
「月光」 エッチング・アクアチント 36×15 2013年制作 (右側の作品)
月…その姿は描かれていないものの、月の光に照らされた世界が細かく描写され、
木の幹には白い翼を持つ妖精が佇んでいる。
この作品を眺めていたら、しだいに立体的に見え、かすかに一瞬、わずかな刹那、
この絵の世界にまぎれこんだような感覚を覚えました。
「作家の長野さんは群馬県在住で、その地元の自然を作品に反映されているそうです」
とギャラリーのおねえさんが説明してくれました。
「これらは銅版を切っ先の鋭いニードルで削って、インクをしみこませて紙に写し取るんです」
「秋の夜長に」 エッチング・アクアチント 11×15cm 2013年制作 (JUNKO NAGANO CALENDAR 2014)
騙し絵的西欧城壁、ハロウィーン祭の様子でしょうか。
まさしく夢の世界…
「ふぁ~…ふしぎなふしぎな、ワンダーランド…」
想像の世界に遊ぶ、とはこのようなことを言うのでしょう。
このギャラリーの内側の様子、1階はカフェでギャラリーは2階にあります。
そしてギャラリーの名前、
“REFUGE”
は日本語で「隠れ家」という意味。
そんな雰囲気を十二分にかもし出している、異次元的ギャラリーでした。
「ヤァ~!今日も不思議ないいもの見た~!」
中里楓です。「京都をもっと好きになる!」「アートが好き!」「カフェが好き!」この3つのコンセプトをもとに京都の魅力を探し歩いてます。時空的にも空間的にも京都にはひとを惹きつけるものがいっぱい。そんな京都的小宇宙を精いっぱいご紹介します。