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相国寺承天閣美術館 開館三十周年記念 円山応挙展|中里楓のアーティスティック探訪 38

投稿:2013年12月26日

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“Okyo Maruyama is one of the pivots in the artists’ world of Japan.”

最近は、日本の画壇を牽引してきたアーティストに興味を持っています。
その中心人物に間違いない展覧会に行ってきました。

相国寺承天閣美術館
開館三十周年記念 円山応挙展
平成25年10月11日(金)~平成25年12月15日(日)

「京都のお寺だな~」

そう思える境内をテクテク歩いていきます、色鮮やかな紅葉を愛でながら。

円山応挙は、江戸時代中期の画家で、円山四条派の祖です。
号は夏雲・仙嶺などで、名は岩次郎。
明和3年(1766年)、応挙と名乗りはじめます。
この『応挙』は、もともとは『まさたか』と読むのだそうです。

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「牡丹孔雀図」  重要文化財

「深い海の底を思わせるような紺青(こんじょう)の羽根が美しい…」

孔雀が体をくねらすたびに羽根の光の当たり具合が変化し、
その皮下にみなぎる筋肉の強さが感じられるような…

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「七難七福図巻」

天災、人災、福寿、人の人生に起こりうることを皆に諭すために。

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「大瀑布図」

壁一面の、この迫り来る迫力。
猛々しき風景にひとは圧倒され、感銘を受ける。

300年前の天才の作品は、色あせずにボクらに感動を与えてくれました。

「はぁ~、今日も日本の宝を見た~!」



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