“Imagine the inside your body”
KUNST ARZT
西﨑志帆個展
NISHIZAKI Shiho solo exhibition
Imagine the inside your body
体内を意識する
2013.11.19(tue)-24(sun)
12:00-19:00(最終日17:00)
1日に回る個展は3つまで。これは3番目に見に行った展覧会でした。
いつものように1日最後の個展なので、つまらなかったら素通りしよう、と思っていました。
狭い階段をコツコツ上がって、ギャラリーのガラス扉をすっと開けて中に入ってみれば、
「うぉっ!これは…」
壁一面に迫力のあるドローイングがありました。
[体内を意識する ベニア板 油彩 2013 ask]
なんともグロテスクな、それでいてダイナミズムも感じるものでした。
直感的に、まっすぐ感じたのが、
「…生きる…生き抜く…その役割を持った究極のパーツの集合体…それが、生命」
普段ボクらは体内の細胞たちの活動を意識などしない。
約1300gの重量を持つ脳も、その人間の細胞・内臓などの働きを知らないでいる。
だけど生きていける不思議…
この迫力満点の絵の前に数分間たたずんでいると、この絵がスススッとボクの体にオーバーラップするような、透明な感覚を感じました。
「今日はグロテスクだけど、命にせまる絵を見た~!」
中里楓です。「京都をもっと好きになる!」「アートが好き!」「カフェが好き!」この3つのコンセプトをもとに京都の魅力を探し歩いてます。時空的にも空間的にも京都にはひとを惹きつけるものがいっぱい。そんな京都的小宇宙を精いっぱいご紹介します。