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アートギャラリー北野 土と石 福井安紀展|中里楓のアーティスティック探訪 45

投稿:2014年2月27日

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「一緒に歩く」

“The earth’s surface changes for some artless works that we can feel Japan.”

三条通は、京阪三条から京都の街中へ行くときのいつもの通り道です。
その河原町三条の交差点にあるギャラリー北野は、たまにぶらりと立ち寄る場所です。

土と石
アートギャラリー北野
福井安紀展 FUKUI SADANORI
http://www.gallery-kitano.com/


「なんとも素朴な作品だな~」

ギャラリーに並べられたそれらの作品は、土と石・木目を活かした、身近なもので表現されていました。

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「風ゆたか」

つばめが縦横無尽に舞っていますね~。

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「かおりあう」

日本の代表的な花、梅を大胆に木目の中で活かしていますね~。

これらの作品は、この国の地表(earth’s surface)でできています。


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この写真はくじゃく石(緑)、加古川の砂、天橋立・高砂神社の土など・・・
これらを細かく砕いて膠で木目に糊付け。
そのためでしょう、会場の作品からはこの国の、日本の空気といいますか、香りとか、雰囲気、そこはかとない趣を感じることができるのです。

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「高砂神社能舞台 松の下絵」

これは2013年9月に完成したという、高砂神社能舞台の下絵です。
この鏡板の松も高砂ゆかりの地の土や砂で描いたとか。

能には造詣は深くないけれど、それでもこの松の絵の前で舞われる能は、それは情緒のあるものになると想像できるのです。

ぶらりと寄って、

「またひとつ日本の奥深さを見た~!」



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