“There are a lot of works that we can feel young artists’ sensitivity.”
京都精華大学の卒業展は、ここ京都市美術館でも開催されています。
若い学生さんの新鮮な作品が、名門の美術館の広い館内に誇らしげに展示されていました。
京都精華大学
芸術学部・デザイン学部 卒業制作展
2/19 wed – 2/23 sun
京都市美術館本館
9:00 – 17:00
セイカウィーク 2014
その中で、「おっ!これは!」と思った作品をいくつかご紹介しましょう。
ぱれーど 中條夏芽 イラストレーションコース (2枚とも)
ブラシ?ぼかし?和紙?
モチーフが不思議です。
中世のヨーロッパの道化師の世界のような。
想像の世界に遊ぶ、というのはこんな絵を目の前にして可能なのでしょう。
こころの、隅っこの奥底のほうが、ワクッ、ワクッとする、
この卒展の中で一番ボクのこころに残る作品です。
Girls 平井あこ イラストレーションコース
世界の民族衣装女子。
lilli 成合亜璃菜 イラストレーションコース
モノクロ官能美。
シンプルに美しいです。
しぜんがつながる 金原由佳 Digital Creation
こんな独創的な作品もあります。
kasacoso 増田環 Digital Creation
“虫に対する偏見をなくす” アクセサリーブランド。
昆虫の翅の機能美を再認識する作品なのでしょう。
これは意外なアプローチでした、
普段使わない脳の一部をこつこつ刺激されるような。
木身画 垣内翔太 グラフィックデザインコース
木目が!筋肉に!
見事にリアリティーの極致に達しています・・・木目なのに!
記憶の軌跡 朝日暁音 陶芸コース
マンガがお皿になってる~!
刻 川瀬理央 陶芸コース
出た!ア・バオア・クー!
East River 軽尾夏美 版画コース
安心します、こんな絵を見ていると。
これらのほかにも、たくさん魅力的なアートが館内に満ちていました。
そして、思うこと・・・
「君たちのアートなパワーが、世界をハッピーにする!」
(おまけ)
そして再び訪れた京都国際マンガミュージアムにいたゆるキャラ・・・
なまえはなんていうんだろ?
中里楓です。「京都をもっと好きになる!」「アートが好き!」「カフェが好き!」この3つのコンセプトをもとに京都の魅力を探し歩いてます。時空的にも空間的にも京都にはひとを惹きつけるものがいっぱい。そんな京都的小宇宙を精いっぱいご紹介します。