(長刀鉾・四条通)
“The peak of hot Kyoto is coming soon…GionMatsuri Festival!”
わたくし中里楓はこの度、都の西北、衣笠山はきぬかけの路に面して立つ、
『京都府立堂本印象美術館』
のボランティアスタッフになりました。
7月3日がその初日で、11日が2回目の勤務でした。
素敵な作品に囲まれての業務は、とても有意義で幸せなものです。
この、
『京都で遊ぼうART』
とともに、全力でやっていこうと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。
さて、その堂本印象美術館での午後からの業務を終えて、バスで四条まで戻ってくれば、
「はっ!あれは・・・山鉾か!」
(長刀鉾・金の三角装飾を取り付ける)
タペストリー的な装飾はまったくなく、骨組みと縄だけで四条通に立っているではないですか。
こんな山鉾の姿はそうそう見ることができません。
ちょっとしたレア感とお祭り前夜のワクワク感を感じます。
そんなボクらにとって、骨組みに巻きついた縄の匂いが、こころを落ち着かせてくれます。
「♪ヒィ~ヒャラヒ~ヒャラ コンチキチ♪」
あの定番のBGMが四条のアーケードに鳴り響きながら。
(長刀鉾)
「はっ!あんなところに鶴がいる!」
屋根の傘のしたに鶴が描かれているのです。
これは新たな発見でした。
(長刀鉾)
「やっ!こっちには孔雀か!アートやわ~!」
反対側の傘に描かれているのは、孔雀。
鶴・孔雀のもとで職人たちはその伝統の山建て鉾建てを施しています。
ここからは函谷鉾。町がお祭りの雰囲気になりつつあります。
(函谷鉾)
この縄使いも職人技の粋です。
(函谷鉾)
この函谷鉾の傘には、黒いカラスが5羽飛んでいます。
(月鉾)
この日、四条には3つの山鉾が立っていました。
これがその3つ目の月鉾です。
祇園祭のクライマックス、宵山・山鉾巡行が楽しみです。
【特集】祇園祭 GION-MATSURI 2014
中里楓です。「京都をもっと好きになる!」「アートが好き!」「カフェが好き!」この3つのコンセプトをもとに京都の魅力を探し歩いてます。時空的にも空間的にも京都にはひとを惹きつけるものがいっぱい。そんな京都的小宇宙を精いっぱいご紹介します。