1. 京都で遊ぼうART
  2. Report & Review
  3. 中里 楓さんの記事一覧
  4. 祇園祭2014 |中里楓のアーティスティック探訪 73

Report & Review ボランティアライター・ブロガーの皆様からお寄せいただきました
レビュー・レポートを掲載しています。

ボランティアライター・ブロガーとは

祇園祭2014 |中里楓のアーティスティック探訪 73

投稿:2014年7月24日

nakasato2014-7-3(1).jpg

(長刀鉾・四条通)

“The peak of hot Kyoto is coming soon…GionMatsuri Festival!”

わたくし中里楓はこの度、都の西北、衣笠山はきぬかけの路に面して立つ、

『京都府立堂本印象美術館』

のボランティアスタッフになりました。
7月3日がその初日で、11日が2回目の勤務でした。
素敵な作品に囲まれての業務は、とても有意義で幸せなものです。
この、

『京都で遊ぼうART』

とともに、全力でやっていこうと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。

さて、その堂本印象美術館での午後からの業務を終えて、バスで四条まで戻ってくれば、

「はっ!あれは・・・山鉾か!」

nakasato2014-7-3(2).jpg
(長刀鉾・金の三角装飾を取り付ける)

タペストリー的な装飾はまったくなく、骨組みと縄だけで四条通に立っているではないですか。

nakasato2014-7-3(3).jpg

こんな山鉾の姿はそうそう見ることができません。
ちょっとしたレア感とお祭り前夜のワクワク感を感じます。
そんなボクらにとって、骨組みに巻きついた縄の匂いが、こころを落ち着かせてくれます。

「♪ヒィ~ヒャラヒ~ヒャラ コンチキチ♪」

あの定番のBGMが四条のアーケードに鳴り響きながら。

nakasato2014-7-3(4).jpg
(長刀鉾)

「はっ!あんなところに鶴がいる!」

屋根の傘のしたに鶴が描かれているのです。
これは新たな発見でした。

nakasato2014-7-3(5).jpg
(長刀鉾)
「やっ!こっちには孔雀か!アートやわ~!」

反対側の傘に描かれているのは、孔雀。
鶴・孔雀のもとで職人たちはその伝統の山建て鉾建てを施しています。



nakasato2014-7-3(6).jpg

ここからは函谷鉾。町がお祭りの雰囲気になりつつあります。

nakasato2014-7-3(7).jpg
(函谷鉾)

この縄使いも職人技の粋です。

nakasato2014-7-3(8).jpg
(函谷鉾)

この函谷鉾の傘には、黒いカラスが5羽飛んでいます。

nakasato2014-7-3(9).jpg
(月鉾)

この日、四条には3つの山鉾が立っていました。
これがその3つ目の月鉾です。

祇園祭のクライマックス、宵山・山鉾巡行が楽しみです。

【特集】祇園祭 GION-MATSURI 2014



  • 京都で遊ぼう総合TOP
  • 京都で遊ぼうART
  • 京都で遊ぼうMUSIC
  • 京都で遊ぼうSTAY
  • 京都の銭湯