“Sky has the beauty of the infinite.”
純粋に「色」を楽しもうと思えば、このギャラリーがお勧めです。
ギャラリー妖精村 時間差美術館 3
―空の百面相―
2014年6月17日~7月13日
気ままな旅 1995
ラベンダー畑とカラシ菜の畑
自家用の雲に乗って旅する妖精少年
その広やかな風景は
学生時代の北海道バイクツーリングを
思い出させてくれるものでした
潮騒 2003
この作品は色調がほかの萠作品とは違い
夢の世界ではなく現実のそれのよう
砂浜はうす黒く 炭色の波が浜に打ちつけ
空には薄い暗雲もたちこめる・・・
ピンクのホタテ貝の殻に立つ妖精少女は
遠く海のかなたを見据えるが
まったくの不安ばかりではない
鮮やかな蒼い海と青い空も垣間見える
夕焼けのわたがし屋さん 2008
京都新聞『ポップくんの空とぶ日記』の中の挿絵
おねえさんからわたがしをもらう子供たち
一日の終わりをむかえるその赤い夕日は心にしみるもの
幼いときの記憶とリンクします
ここは京都三条の町の中にある、ファンタジーあふれるギャラリーです。
今回の時間差美術館は第3回目。
まだまだ夢の旅は続きます。
中里楓です。「京都をもっと好きになる!」「アートが好き!」「カフェが好き!」この3つのコンセプトをもとに京都の魅力を探し歩いてます。時空的にも空間的にも京都にはひとを惹きつけるものがいっぱい。そんな京都的小宇宙を精いっぱいご紹介します。