初夏の個展ご招待ポストカード。
今回はどんな初めてジュエリーに出会えるのでしょう。
gallery C.A.J. 岸川未来 Miku KISHIKAWA
-ホッキョクグマ-
2015年6月13日(土)~7月5日(日)
OPEN 13:00~18:00
CLOSED Monday,Tuesday
いつも仲良くさせて頂いているこのギャラリーは、富小路御池下る松下町にあります。
京町屋の佇まいはボクのお気に入りです。
作家を簡単にご紹介すると、
岸川未来 Miku KISHIKAWA
1991 岡山生まれ
2012 専門学校 ヒコ・みづのジュエリーカレッジ卒業
2013 同校研修生修了
現在 同校 教務副手として勤務
この岸川未来さんは、ホッキョクグマのブローチを制作しています。
「地球温暖化を身近に考えてもらうために、作品のモチーフをホッキョクグマに
しています」
とギャラリーオーナーさんが説明してくれました。
シルバー(ロジウムメッキ) 木材(ホオ) 樹脂 アクリル絵の具
ディスプレイとしてアクリル板 木製土台
「この首の部分をこうやって外して、ピンバッチみたいに胸にこう付けるのよ」
「おぉ!斬新!」
年輪は縦に、木目の見え方も考慮され、それがクマの表情の味にもなっています。
細目やうるうるした目、ウィンクしているクマもいてとても楽しく観ることができます。
「この白い台座は、氷河をイメージしているのですか」
「えぇ、それは作家自身が発砲スチロールを使って、ちょうどいいヒビの入り具合に出来上がったそうですよ」
『最近さ~、ちょっと熱くね?』
『だよな~…オレたちが歩いているこの氷もだいぶ溶けているみたいだしな』
『今までにも何回かあったかい時期はあったけど、今回は人間の影響が大きいみたいだぜ』
なんて、会話が聞こえてきそうな…
地球温暖化に代表される地球環境の激変について、このホッキョクグマ個展をきっかけに
わたしたち各々が深く考えるようになることを願って…
中里楓です。「京都をもっと好きになる!」「アートが好き!」「カフェが好き!」この3つのコンセプトをもとに京都の魅力を探し歩いてます。時空的にも空間的にも京都にはひとを惹きつけるものがいっぱい。そんな京都的小宇宙を精いっぱいご紹介します。