3月22日、織物の展示に向かいました!
この展示は、百貨店の高島屋さんの企画「アートフェア@京都タカシマヤ」の中のひとつでした。
1階はこんなかんじですね。
一澤信三郎帆布さんと高島屋さんのコラボ鞄の販売。
高島屋さんの過去の包装紙の柄(数点)をデザインした小皿のセットなども販売。(これはかわいい。言われないと包装紙の柄だとは
気づきませんでした)
木村英輝さんのアートグッズの販売。
アートフェア、とはいえやはり百貨店です。販売です。
いいなあっていうものが置いてあるのはさすがですね。
木村さんのことを知らなかったのですが、ちょっと注目してみようと、そんな思いを残し、メインを納めに7階へ。
本日最終日!大賑わい!写真を撮ってたらぶつかる!
作品展示の流れは、龍村美術織物の歴史順でした。
新しい技術手法を生みだす天才。その作品群。(ひどく豪華なのに品がある。あくまで着る物なのだと感じた。)
しかし、特許の裁判などにわずらわされたため次に、復元の道へ進む。
ほんのかけらしか残っていない古代布からもとの姿を復活させ、現代に再現した作品。(もとの布はほんとにぼろぼろでちょびっとだけです)
次に、格式を超えての自由なデザイン(おもに帯)を始める。
世界中のデザインを施した作品や、筆のタッチや木目やガラスなど異素材のものを表現した作品が並ぶ。
これは切子。実物は、本当にガラスのそれのようだった。
一目で織とは思えず、すごすぎて笑ってしまいました。
怖くなると人は笑うのだそうです。
写真はパンフレットから(>_<)
とにかく全部すごくて何が起きているのかよくわからなかった。
例えば、難破船に忍び込んだら、宝の山だった!ような。
ギャー、と頭の中が悲鳴を上げるような世界だった。
私なんかがみちゃあいけないなあと思った。まだ目にするには何も足りてない、そんな気がした。
だからこそ、見たほうがよかったのだ。
密で真摯な世界だった。
これは本物です。高価。
これはプリント。百円。
アートを売る、それについても少し考えるところとなりました。
面白かったです。