こんにちは、もりやすみきです。
こちらは「ギャラリー アーティスロング」さん。
場所は「365日晴れの街 京都三条商店会」の中です。
長いアーケードの中にあるので、晴れの街なんですね!
と、商店会のキャッチフレーズに感心しつつ。梅雨時期にも傘いらず。
色々な絞りがありますが、aという絞りはaの絞りをする作家さんしかできないのだそうです。
だから、作家さんの数と絞りの種類の数は一緒なんだそうです。
一枚の中に、いくつか別の種類の絞りがある場合は、そこに数人の作家さんが、携わっている、ということです。
大きいマル(?)と小さいマルは別の作家さんがされていて、小さいマルのほうは、女性にしかできない絞りなのだそうです。
指が細くないといけないとか。逆に大きい絞りになると、男性にしかできないものもあるそうです。
絞るのにとても力がいるから。
寺田さんの京絞りを、伴野さんがお洋服に仕立てた作品が素敵でした。
伴野さんは、はさみを入れずに、お洋服に仕立てられるそうで、どんなふうにして、デザインしながら縫い合わせたのか、
ご自身でもわからなくなる時があるそうです。
この日はミニコンサートが開かれました。
シューベルトの曲を、ピアノ演奏とテノールで…。
プロのコンサートは場所を選びません。30人ほどの観客がうっとり。
夕方から日没にかけて、心地よい時間が流れてゆきました。
曲ごとに挟まれるMCが面白かったです。
(左が音楽家のお二人、右の女性が伴野さん。衣装は伴野さんのデザインされた、京絞りのお洋服です。)
ミニコンサートの舞台そで。ってホントに袖ですね…(^^)
音楽家のお二人は別々の活動をされていて、テノール歌手の先生は毎年「丹波シューベルト祭」を開催。
ピアノのご担当の作曲家の先生は 7月6日 午後6時より、京都堀川音楽高等学校ホールでサマーコンサートを開催されるそうです。
カフェでの演奏会とはよく聞きますが、ギャラリーでの演奏会はちょっと珍しいかもしれません。
アーティスロングさんでは、作家さんのトーク会などもよく開催されていて、間口が広い感じがします。
商店会もお散歩されたら楽しいですよ。
寺田豊と伴野久美子のテレコ(個)展 Ⅲ
6月4日から6月16日まで ギャラリーアーティスロングにて。
ギャラリーアーティスロング