京都文化博物館開館25周年記念 京都府立総合資料館開館50周年記念 京都・美のタイムカプセル
この展示は
京都文化博物館開館25周年記念(意外と若いですね!!)
京都府立総合資料館開館50周年記念
だそうで、スタンプラリーがあって、しおりのプレゼントがありました。ちょっと嬉しいな。
作品群は、みずみずしく、温かく、優しいものが多かったです。
とんがっていたり、荒々しい感じはなかったかな。
コレクションということで、コレクターがいるわけで、コレクターの好みがそれなのだろうと思います。
美にもいろいろありますが、今回の作品群は、美女というよりも赤ちゃんを見た時に感じる高揚感がありました。
吸い込まれて明るく広がるような気持ちの輪がありました。
どの作品もよかったですが、並ぶとどうしても一番二番と、「これが好き順位」がついたりするから面白いです。
すると、自分をうつすものがはっきりしていることに気づきます。
コレクションのほかに、「京の百景」「こころの京都」などのくくりがあって、みやすく展示されていました。
そのくくりのなかで、動物たちがモチーフになった「いのち賛歌」と表して飾られた作品群がとても素敵でした。
ポスターに使用された作品「深山の春」もその一つです。
さて
全作品にタイトルの英訳がついているのですが、「深山」は、ただ「mountain」。
そういうのが、惜しい気がしました。
日本語はすごい。語彙が多いだけだけど。
日本語を背負った日本画はすごい。ような気がする。
外国の方は、どうとらえるのでしょう?どんな山を想像するのでしょうか。
何も考えず、色合いやモチーフに刺激を受けるのかもしれないですね。
うーん、絵は楽しいなあ。
思えば、私が日本画が好きになったのは最近です。
これまでの日本画の感じは…
写実のようなものさえも、美化されたように好きな配置で、金が使われて、そういうのがあまり気分じゃなかったけれど、今はそういう「本当」もあるんだなあって思います。
本物っぽくないから本当が見えるんかなあとか…。
あと、飽きないですね。丸くてかわいいです。
印象みたいなことばかり言いましたが、本を読んでも人に会っても、生きてきたこと自体も、実は印象しか残っていない私です。
これについても最近気づいたのですが。まあ、本日はここまで!