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京都旅(1)「京へのいざない」展

投稿:2014年12月22日

寒くなってまいりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
とうとう2014年もおしまーい。
いつの間にか東京へ移り住むことになって、半年!
今日は、東京から京都へ旅しに来ましたよー。
京都駅に8時11分着。ちょっと東本願寺へ寄って…

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15分ほど歩いていきましょう。京都国立博物館へ。

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川を渡れば、もう一息で到着です。
道なりに旗が見えてきました。
これを見るといつもテンションあがります!

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展示は「国宝 鳥獣戯画と高山寺」
パネルが凝っていてかわいいーんです!

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はい、開館前に到着したのですが…。
わー、並んでいますね。
 
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1時間くらい並んで、入館できました。
出てきてからも行列は続いており…140分かい!
ほんと、待ち時間の長さにうさぎさんもひっくり返っちゃいますよね。
皆さんお疲れ様でした。

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内容のレポートは次回としまして、今回はこちら。
お隣、平成知新館に突入―。

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この平成知新館は世界的建築家、谷口吉生氏の設計だそうです。
水の演出がすごくいいですよね。
館内は、「すっきり」と「どっしり」のバランスがよく取れていて展示品をうまく魅せてくれる空間に仕上がっているなぁ…と感心しました。
ある点に立つと、全体が見えて、ある部屋に入ると、作品に集中できる。
館内をぐるりと回ってみると、そんな印象でした。

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今回はオープン記念展「京へのいざない」が開催されていました。
キャッチコピーは「ズラリ国宝、ずらり重文」。
豪華な前振りに違わず、ずらずらと展示品が続きます。

中でも関心が向いたのは、秀吉の描かれた掛け軸と巨大な仏像。
それから、磨き上げられた日本刀。
「あれ―この絵、教科書かなんかでみたことあるかも」とか
「わー大きい。わーピカピカ」とか
「ひひゃ、この刀で切られても、切れ味よすぎて気づかないかも」
とか。

私はどうしても、学者肌ではないので、単純な鑑賞しかできないのがいつも残念。
書いていて恥ずかしいんですが、そんな見方です。

京都国立博物館の色(研究や学術的な視点)には、ついていけずに、申し訳ないし勿体ないし、いつも損した気分になります。
きっと、詳しい方や、お好きな方は、何倍も楽しめるのでしょうね!(^^)!

ただ、今回見終わってすごく余韻が残りました。なんというか、
お墓詣りの後のような気分がしたんですね。

ああ昔から、日本人は神様と政治と生死がくっついて暮らしていたんやなあってしみじみと思いました。

考えてみれば、今回の展示品は、誰かが、昔々の人の暮らしや、現在までのルーツを知りたくて復元したり、堀起こして保管してくれた品々。
それらを美しく、みやすく展示してくれている「ここ」は、日本人みーんなの心を安置している場所なのかなあ、などと思ったわけです。
(展覧会関係者の方、本当にありがとうございます。まさにオープン記念にふさわしい展示でした。)

個人的には銅鏡をよく知りませんが、(私はこれが何か、習わずにして何がわかったでしょう)でも私と銅鏡に縁がないわけでは決してない、ということです。

現在の生活において、自分が今見ているもの、触っているものが、いつか子孫の不思議になるんでしょうかね。どうせならお気に入りのカップとか、愛着のある自転車とか展示してほしいなあ。
昔の人も、1個1個に、好みや愛着があったんでしょうね。失礼ながら、土器くらいになると、もうどれも同じに見えてしまう私ですけどね。使ったことないからなぁ。

そんなことで、
今回の「京(みやこ)へのいざない」ですが、私は京を超えたところまでいざなわれ、
何をか偲ぶ気持ちが湧いてくる展示となりました。面白かったな。

では、次回は「国宝 鳥獣戯画と高山寺」展の感想へ。
こくほーちょーじゅーぎがっ!正式名は「鳥獣人物戯画」だそうです。

 



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