ぬぬぬ。京都旅③ですが、
2014年11月14日の平安神宮でですね、
白菜がいっぱい並べられていたのですが、これは何でしょう?
農産物の品評会なのかな?ネット検索してみたところ、
過去には秋季農産物の品評会が開催されているようでした。
京都市情報館ホームページの画像から、過去の農産物品評会の様子↓ 市長賞とかあるそうです。
今年のもこれなのかな?わかりませんでしたが、今回白菜がもりだくさんでした。お供えなのかなぁ。
誰か教えてください。
他、平安神宮では七五三参りの写真撮影をされていました。
正装した家族の風景は、見ていて和みますね。
「平安神宮」は、京都に住んでない人が見聞きすると、迫力のある神社!なのですが、
京都の人にしたら、馴染みのある神社なのだなあと、今さらながらに感じました。
さて、その平安神宮から目と鼻の先、京都市立美術館です。
もう葉っぱ散ってましたよー。
川のほうはまだちょっと良いようでした。
今年は、紅葉早かったのでしょうか…??
そんなわけで、紅葉より赤かったのが、彼女の着物ですね。
「ラ・ジャポネーズ (着物をまとうカミーユ・モネ)」
すでに東京、世田谷美術館で開催済みですが、京都で見たくて待っていました!
「ボストン美術館 華麗なるジャポニスム展」。
浮かれムードに乗じて、顔をはめるとこんな感じです。
ははは、へんなのー。
モネは作品をこんなにされて嫌だろうけど(すみません)、
モネの妻でこの絵のモデル、カミーユは案外、こういうの笑ってくれるんじゃないかなあ、とか思いました。
んー、逆かなあ。んー。
この絵は、見たとき謎だらけだったので帰って随分調べました。
この着物がどこから来たのか、着物の柄の伝説について、カミーユは本当は黒髪で(絵では金髪のカツラをかぶっているそうです)、この時はもう癌だったとか。
モネがなんでこれを描いたか。モネとカミーユの関係。モネの愛情。
彼自身は、この絵はガラクタみたいなものだと思っているとか。
だけど、すごく高値で売れた絵でもあります。
どんな絵もそうですが、この絵もたくさんの背景があるようです。
いつも、絵日記の登場人物のように描かれていたカミーユが、この絵では、モデル然、としているのが、私は結構好きです。
モネは人物も風景みたいに描くのに、このカミーユは女性として、人物として描かれていて、少しふざけた風に、モネを笑顔で応援しているように見えます。
印象派のモネが、こんなに色々セッティングして描いた絵も珍しいんじゃないかな。
作品がガラクタでもいいから、この絵の制作が、二人の楽しい時間になっていたならいいけどなあって思います。
続くよー。