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京都旅(3)華麗なるジャポニスム展

投稿:2014年12月24日

ぬぬぬ。京都旅③ですが、
2014年11月14日の平安神宮でですね、
白菜がいっぱい並べられていたのですが、これは何でしょう?

moriyasu201412-3(1).jpg

農産物の品評会なのかな?ネット検索してみたところ、
過去には秋季農産物の品評会が開催されているようでした。

京都市情報館ホームページの画像から、過去の農産物品評会の様子↓ 市長賞とかあるそうです。

moriyasu201412-3(2).png

今年のもこれなのかな?わかりませんでしたが、今回白菜がもりだくさんでした。お供えなのかなぁ。
誰か教えてください。

他、平安神宮では七五三参りの写真撮影をされていました。
正装した家族の風景は、見ていて和みますね。

「平安神宮」は、京都に住んでない人が見聞きすると、迫力のある神社!なのですが、
京都の人にしたら、馴染みのある神社なのだなあと、今さらながらに感じました。

さて、その平安神宮から目と鼻の先、京都市立美術館です。
もう葉っぱ散ってましたよー。

moriyasu201412-3(3).jpg

moriyasu201412-3(4).jpg

川のほうはまだちょっと良いようでした。
今年は、紅葉早かったのでしょうか…??

そんなわけで、紅葉より赤かったのが、彼女の着物ですね。
「ラ・ジャポネーズ (着物をまとうカミーユ・モネ)」
すでに東京、世田谷美術館で開催済みですが、京都で見たくて待っていました!
「ボストン美術館 華麗なるジャポニスム展」。

moriyasu201412-3(5).jpg

浮かれムードに乗じて、顔をはめるとこんな感じです。

moriyasu201412-3(6).jpg

ははは、へんなのー。

モネは作品をこんなにされて嫌だろうけど(すみません)、
モネの妻でこの絵のモデル、カミーユは案外、こういうの笑ってくれるんじゃないかなあ、とか思いました。

んー、逆かなあ。んー。

この絵は、見たとき謎だらけだったので帰って随分調べました。
この着物がどこから来たのか、着物の柄の伝説について、カミーユは本当は黒髪で(絵では金髪のカツラをかぶっているそうです)、この時はもう癌だったとか。
モネがなんでこれを描いたか。モネとカミーユの関係。モネの愛情。

彼自身は、この絵はガラクタみたいなものだと思っているとか。
だけど、すごく高値で売れた絵でもあります。
どんな絵もそうですが、この絵もたくさんの背景があるようです。

いつも、絵日記の登場人物のように描かれていたカミーユが、この絵では、モデル然、としているのが、私は結構好きです。

モネは人物も風景みたいに描くのに、このカミーユは女性として、人物として描かれていて、少しふざけた風に、モネを笑顔で応援しているように見えます。
印象派のモネが、こんなに色々セッティングして描いた絵も珍しいんじゃないかな。

作品がガラクタでもいいから、この絵の制作が、二人の楽しい時間になっていたならいいけどなあって思います。

続くよー。
 



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