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早起きは三文よりもっと特かも のこと(黄檗山萬福寺)

投稿:2012年8月 9日

本日は、朝からこちらにきてます。

えーと 宇治市。これ宇治市のマンホールね。

こちらからはじまります~。そしてお時間は朝7時すぎ。

朝4時30分おきでやってきました。

今日は黄檗宗総本山萬福寺さんで文化財鑑賞と朝かゆ体験の会に参加です。

akasaka2012-0802.jpg

こちらは。京都文化博物館の主催で開催されているもので、6月くらいから4つの寺院で開催されてました。相国寺、知恩院、金戒光明寺、最後が萬福寺。

どれも参加費がたったの1000円ということであたしたちは最後に開催される萬福寺さんに参加してみました。

それは、相国寺さんと萬福寺さんだけ坐禅体験が加わるから。(なのに参加費が同じ!)

あたしこの道が好きです。きれいに並んでいて。

早朝というのに、このイベント参加人数は100名。結構な人数が朝早くから集まって来てました。

萬福寺さんは黄檗宗総本山。こちらは禅宗のお寺さんです。今回は50名ごと2つのグループに分かれて文化財についての説明を萬福寺の方にうかがいます。
 

中国から来られた陰元禅師が日本でも中国の頃のようにお仕事ができるように、と中国様式で建てられたというこのお寺、金色の布袋様をはじめとした羅 漢さんなどのお顔立ちが日本のものとは違うんですよね~。外国、タイとかインドとかの仏教の国の顔だちなんですよえ~。このお寺の中にはいると、日本にい ないみたいな気分になります。

 萬福寺といえば、このお魚!これは修行されているみなさんがお食事をされる場所に吊られていて、食事時になるとこれを叩いて知らせるというものです。

魚は夜でもめを閉じずに泳ぐ様をみて、日々修行に励む修行僧たちの目指すものとして用いられることが多いそうで、口にくわえているのは「煩悩」だそうです。実はこれ「煩悩を吐き出している」ところだそうです。

でも、吐き出しているところ、というのは「吐き出した後」ではない。今の世の人たちは、「煩悩」をなくすことは尊いとわかっていても現実的には難しいこと。ただ生きて行くだけでも食べなくてはいけない、お金を稼がないと生活できないのが現実です。とお坊

様は、おっしゃいました。ちなみにこのお魚が木魚へと変わるのだそうです。

説明をうかがったあとは、普段修行僧のみなさんが実際に使われている法堂で坐禅体験をさせていただきました。
ほんの10分~15分ほどですが静かな法堂での貴重な体験でした。
こちらでの坐禅は向かい合ってするという形式の違いなども教えていただきましたよ~

そしてー!最後の朝かゆのお時間です。

こちらも普段みなさんがお食事をされている斎堂でいただきます。

こちらの朝かゆは、普段のみなさんがいただいている形式でいただきました。

6人程のグループごとに一つの桶とお皿。
桶にはお粥、お皿にはたくあんや梅干し昆布の佃煮が盛りつけてあります。
当日参加者の具合でところど ころ6人分用意していたけども5人で座っているグループがありました。(なにを隠そう、うちのグループもその一つ)それでもいただくものは残さず、感謝していただかなくてはいけないので、グループの中で協力してきれいにいただくように、とのことでした。

これがー結構大変でした!お粥、予想以上にしっかりとお腹にたまるくらいのものだったのですが量もたっぷり。おたまに山盛り2杯入ります。一通りいただいた後も1人あたりおたま一杯分ずついただかないとなくなりませんでした。

そしてお粥のはいった器と、たくあんなどを盛った器の二つをめいめい使用するのですが、最後はたくあんを一枚残してお茶で器を洗ってきれいにするの です。これもなかなか難しかったです。
でもさすがにたくあんも、昆布の佃煮も、梅干しも、変な添加物の使われていない、おいしいものでした。

この日使わせていただいた割り箸は記念品としていただけましたよ~。
さらに萬福寺さんからはクリアファイルまでいただけることに。

たった1000円で、がんばって早起きしただけで、とっても贅沢な時間が過ごせました。

(実は、お食事の写真とか撮りたかったのですが、重要文化財内などは気軽に撮らないよう、事前に注意がありました。多分お食事くらいはよかったのかもしれないけど、ここはご遠慮して外の風景などを撮らせていただきました)

萬福寺、この日はお天気もよかったんだけど、なにより蓮がきれいに咲いていました。

所詮ケータイ写真レベルなあたしなので蓮池の蓮は撮れませんでしたが。

普段萬福寺ってこんなにすごいお寺なのに観光客少ないんですよね。おかげでたっぷり楽しめましたけど、人がいっぱいのお寺にいくのもいいけどもこういうお寺でゆっくり過ごすというのも贅沢ですよ~。

ちなみに今回の企画を知ったのは、JR京都駅観光案内所の京なびさんででした。
京都にいくと特に用がなくてもふらっとお邪魔するのです。そうすると気になるチラシとかがみつかって思わぬ行事や、イベントの存在を知る事ができますよ。

 お食事後は解散。そのまま境内をゆっくり過ごされる方や、帰る方。いろいろです。

静かでおおきなお寺でした。こちらではアートイベントがあったりほていまつりなども開催されているので、是非行ってみてください~。

あたしたちものんびりのんびりJR京都駅に戻って来たのはお昼。お粥たっぷりいただいたのにあたしたちは みやこみちの洛楽さんでしっかりラーメンいただいたり。

 これ、サンラータンメン。大好きなんですもん。辛くて酸っぱくておいしかった~

 

その後休憩ーって言いながら

こんどは「京あんじゅ」さんで、かき氷。いちごシロップの上にさらにいちごピューレがのったという贅沢かき氷なのに600円

辛いのも食べてつめたいものもたべて。

大満足~

 

といいつつ。

あたしたちはほんとに「煩悩」から逃げられないねえ。とぽつり。

 

そういえば、黄檗駅で、いただいてきた。

平清盛」関連のパンフレット。久々にまともにみている大河ドラマです。ココ最近のものに比べたらダントツに見応えあるー!

第3部のポスターが表紙になっていたのでうれしくなってもらってしまった。

ここで母りょうこと別れてあたしはいつもお世話になっている「パラルシルセ」さんへ。

烏丸に出て最近お気に入りの100円バスに乗って、京都市役所あたりまで。

先日京都でやっていた「紙ものまつり」で買ったおみやげを店主さんに渡しに行きました。

すこしおしゃべりしたり、おやついただいたりしながら、同じくこちらの作家さんであるフラニーペンネさんの作品をいただいて帰ってきました~

かわいすぎます。

とりひょろ。

夏だからじゃないのよ、ひょろっとしてるのは。

さらに、彼女のブログでみつけてからしつこく「買う買う!』とアピールしていたはんなり赤ふん木綿どうふさんも、作っておいてくれた!」

どちらもかわいすぎます。

彼女の作品が買えるのはこちらのお店か手作り市のときだけですよ~

 

 

あ~こも物欲。

あたしに「煩悩をなくせ」というほうがやっぱり無理なのですね。

 

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