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夏のおわりは、やっぱり送り火 国立博物館経由五山の送り火  そのに

投稿:2013年8月22日

そのいち

さて~

今日は最後の集合場所にいく前に

「よしみ」さんにお邪魔してます。開店すぐに入ったので今日の第一号でした ぷぷぷ

ぜんぜん1人でもはいっちゃえます。女性1人でカウンターでも大丈夫なお店ですよ~。というか、今日のお客様第一号になっちゃった。

つきだしは、よしみ名物のひややっこ~ 塩麹がのってます。

おめあての前に~大好物のずいき!ずいきのごまあんかけだって。ごまあんがかかってるのね。いろいろ頼みたい所を今日はとっても我慢です。ビールも一杯で押さえます。

実はこの後ごはんいただくからあんまり食べちゃいかんのです。なのになんでわざわざ来たかというと、そろそろ終わるここでいただけるものがどうしても食べたくて来ちゃいました~。

とか言ってる間に目の前で準備が整ったのでいただきます~。

鱧しゃぶ~!!!!どこぞの居酒屋で水っぽい鱧おとしとかいただくなら、1人前1600円でいただけるここの鱧しゃぶをおすすめしたい!二人でいただいてもいいくらいです。くるんとお花がひらいたようになったらいただけるのですが~、ふわふわ。味もいい!

さっき冷や奴ででてきたお豆腐も出て来るのですがあっためると味が全然かわって余計においしい!しあわせです~。そしておもわず雑炊までいっちゃい ました。。正直雑炊、2.5杯分くらいあるから二人だったら分け分けできてよかったのにな~。ということで既におなかいっぱいになって移動です。

合流地点は百万遍。何しにきたかというと~送り火を観に来ました。

呑み仲間さんから誘っていただいたんだけど、いった先は飲み仲間さんのお友達のご実家。マンションを持っておられて毎年屋上を解放して住民の方や、お知り合いを集めて飲んで食べての宴会をしてるんだとか。

そこにあたしもまぜていただけることになったのでした~。一応手土産がてら東山の亮昌さんの餃子を持って行ったんだけど、よかったです~、てぶらだったら気がひけた~

とにかく行ってみたら揚げ物やすきやきや、食べ物いっぱい、飲み物いっぱい、ビールなんてサーバーごと置いてあります。

毎年参加料もとらず、全部準備されるそうです。と、周辺の「屋上がある」ところはみなさん人があがってきて送り火を観る為に集まって来てました。

年齢層も様々で幼稚園生くらいのおちびもいれば、おじいちゃんおばあちゃんも。ござの上でごろごろしたり、テーブル席で盛り上がったり。タイミングがあうと下を歩いていた観光客が上がって来る事もあるんだとか。

 

してる間にお時間がきました。

 

akasaka201308-4.jpg

大文字に火がともりました~!

ケータイなのでめっちゃ遠いけど、実は火がひとつひとつわかるくらい近かったんですよ~。この時にはみんな屋上の灯りを消します。

五山の送り火って、下手すると「ライトアップイベント」的に扱われる時もあって、多分街中でみてたら「あー点いたー!!!」わー!わー!ってなっ ちゃうと思います。子供の頃、父の取引先からご招待いただいて母と八坂さんの近くのホテル屋上から観た事があったけど、そのときも「あーみえたー」って大 騒ぎしてたのを覚えてます。

でもこれは送り盆。ご先祖さまたちがあちらにお帰りになられる送り火なんですもんね。ふと横をみると、おばあちゃまがちいちゃい子に「さ、手えあわせて~お願いごとしいや」って教えてはりました。あたしたちも手をあわせて。厳かな気分になります。

あたしはもちろん初めてだけど、京都の方たちは、ずーっとこうやって、近所の人同士で集まって送り火をみながら送り盆を過ごされるんだなあ。年上の者が小さい子供にそうやって送り盆を自然に教えて行くんだろうなあなんて思いながらながめました。

みなさんこの間は飲んだり食べたりもせず、もちろんケータイで撮ったり、「あーみえないー」って言ったりしながらいるんだけど、さっきまでのにぎわいとはまた違ってました。

この位置からだと妙法、舟形までしかみえなかった~。でも貴重な体験でした。

帰り道。「今回もう一回来たから来年は、1人で来ても大丈夫やねんで」と飲み仲間さん。まじですか!

でも来年もよせてもらえたらいいなあ~こういう過ごし方の方が。送り盆として正しいような気がしました。


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