下鴨神社は、私にとっては「庭」みたいなものです。
幼稚園のころからの遊び場であり学校の帰り道でありデートコースであり、子供が生まれてからお宮参り、七五三…などなど、数えきれないほど行っています。
そんな身近な存在であった神社が世界文化遺産になってちょっと遠くに感じられるのですが(昔は時代劇やTVドラマのロケをしょっちゅうやっていたし 糺の森はサッカーの練習場にもなっていたのです)大切にされ保存のために整備されるのはいいことですね。
今は遷宮の準備で社殿や境内の森の整備が着々とおこなわれています。
糺の森の南の方には河合神社があり鴨長明が方丈記を書いたという方丈(実物大のレプリカ)があります。
この神社の絵馬はおもしろいですよ。是非一度お参りしてください(特に女性の方)
京都三大祭りの1つ葵祭(5月15日)がもうすぐおこなわれますし、夏は(土用の頃)御手洗川で足浸け神事が楽しみです。
去年は他県の知り合いが来たので「流鏑馬」(5月3日)に案内しました。
糺の森の南側から一直線に北に向かって3つの的を疾走する馬上から次々と矢をつがえて弓で射抜いてゆくのです。間近で見るとすごく迫力があり見事的を射抜くと観客から「うおぉおぉーー!!」と歓声が上がります。(当たらないときは「はぁぁぁ↓↓↓」とため息)
平安装束を身に纏いきりっとした面持ちで馬に乗る射手たち…もう かっこよすぎます。(惚れます)
弓を射るということは両手を使うわけで、足だけで馬にまたがってあの速さで走るなんてとても常人とは思えません。きっと日々訓練しておられるのでしょうね。
葵祭の頃は青もみじがとってもきれいで参道をしずしずと行列が通るさまはほんとうに王朝絵巻のようです。
これから下鴨神社は一年で一番いい時を迎えます。
下鴨神社