ここに来たのは2度目。前回は10年ほど前だったでしょうか?一人でJR「山崎駅」で降りて歩いて行きましたが今回は娘の運転する車で。美術館には駐車場はないので駅の近くのコインパーキングへ駐車、線路を渡って坂を登ろうとすると折よく駅からのシャトルバスが通りかかりドライバーさんが「乗る?」みたいなアイコンタクトだったので「乗ります!乗ります!」って感じで乗せていただいた。
山荘へ行くには右に曲がりますが直進すると かの天王山へ登る道になり麓の宝積寺も見ごたえのあるお寺です。
バスを山荘の入り口、トンネルの手前で降り 山荘へ向かう。その坂道もなかなか風情があってよいところです。
やっと入り口に到着。
作品を鑑賞するのが目的なのは勿論だけど私はこの建物自体が大好き。大正から昭和初期に設計、建築され木造と石造りで重厚で「レトロ」と一口に形容できないのです。テラスからの眺めは最高だしお庭には池があり睡蓮が。
楓が多く、秋の紅葉はどんなに美しいだろう。
二階には喫茶室がありケーキセットをいただいた。雰囲気、サイコーです。
この山荘のHPの中にスタッフさんのブログがあり、よくよく探すと嬉しい「特典」がありますよ!
それともう一つの「目玉」(?)はなんといっても「地中の玉手箱」「夢の箱」と名付けられた安藤忠雄氏設計のギャラリー。
常設でクロード・モネの睡蓮が見られます。景観を邪魔しないようにひっそりと、しかし堂々と存在しています。
あと細かいところが妙に気になる私の目に留まったのが二階の貴賓室の浴室。当時のハイカラな蛇口とか浴槽が残っています。
多くの方がこの山荘について書かれているのであえて作品には触れませんでしたが勿論 ゆっくりと鑑賞して堪能してきました。
絶対 秋に行くぞ~!