岡崎公園内にある京都市美術館。
昭和3年に京都で挙行された天皇即位の記念事業として、昭和8年11月に設立されました。
「日本趣味を基調とする」を公募のコンセプト として、選出された建築家 前田健二郎氏の設計により建築。
帝冠様式(鉄筋コンクリートの建物に、和風の屋根瓦)の代表的な建物の一つとなっております。
和洋折衷の良さを感じさせる建物。上品で繊細な造りに目を奪われます。
今回は、楽しみにしていたバルテュスの展覧会があり、子どもたちと行ってきました。
まずは、いつものように美術館での最低限のルール「静かにみること、走らないこと、さわらないこと」を
入る前に、子どもたちに話しをします。
そして、いつもこれに頭を悩ませますが、『子どもたちと作品との距離感』。
まずは手荷物はコインロッカーに入れることで、子どもへの最大限の注意を払います。
子どもは、好奇心の塊なので、興味があればどんどん作品へ向かっていきます。
こちらの美術館は、広い空間なので、作品と一定の距離を保たせて、ゆっくりみることができました。
タッチや色使いの繊細さ。何かを訴えかけてきます。
また行きたくなる展覧会でした。
私がこの作品いいなあ~、ずっと見てしまい、子どもたちにせかされつつ。
子どもには、ちょっと刺激的な作品もあり、
「みてみてこの画、ちょっと恥ずかしいね。」
「この色きれいだね~」
「ねえねえ、どの画が好き?」
たくさんの作品を鑑賞しながら、思い思いの感想を述べていました。
さあ、ここからは子どもたちの時間です。
岡崎エリア周辺にある美術館を出ると決まって行く場所。
岡崎公園内には、遊具があるので、いつもここで遊んで走り回って、
今までの緊張を解きほぐしています。