京都国立博物館 特別展覧 遊びをみてきました。
遊びをテーマにした、作品展です。
金曜日は夜8時まで開館しているので、夕方から行ってきました。
遊びの展覧会は、昔の日本は、「遊び」という言葉は神々に捧げる歌や踊り、神々を喜ばすための饗宴や競技など、神事や祭礼を意味していたそうで、神仏を喜ばせるために踊ったり、集ったりしていたものから、人々が楽しむための娯楽として栄えていったものなどを、展示していました。
人々や動物が楽しむ姿を生き生きを描いた屏風や、貝合わせ、すごろくなど、遊び道具などが展示されていました。
遊びも、酒宴の席だったり、お花見、月見などの屋外だったり、場所もいろいろで、内容も、四季の行事を楽しむものや、お芝居をみたり、芸術的な感性を養うものまで、多様な楽しみ方が紹介されていました。
愛らしい、子供たちの様子を表現した、お人形などもありました。
なるほど、どこか楽しみばかり追求することより、苦しみがあって、その先に楽ができるなどという価値観もありますが、考えてみれば、神様、仏様も、なんだか楽しそうなところや人のところに、寄ってくるだろうなあと思ってしまいました。
長沢芦雪の屏風の犬がかわいかった!
夕方から行ったので、外に出ると日が暮れていました。
カフェで、ロイヤルミルクティーを。
クリームも浮かんでいて、おいしかった。
夕暮れの博物館はどこか神秘的。
昼の炎天下で移動することを考えると、夕方からの博物館はおすすめです。
特別展覧「遊び」