京都のみんなこんにちわー☆
観光な奴、修学旅行な奴、みんなはっきり言っとけー☆近場ー(大声)
「観○光 ARTEXPO2011」というアートイベントに行ってきました。
【観○光 ARTEXPO2011】
国内外のアーティスト30名ほどが参加。
伝統的な日本画から現代美術までさまざまな作品が
一堂に歴史的建造物で会するアート博覧会
『観○光 ART EXPO 2011』というアートイベントです。
二条城、清水寺、御寺 泉涌寺が会場となり、
現代アート作品と伝統ある社寺仏閣とのコラボレートが
京都ならではのよい企画イベントです。
また、タイトルにもなっている"観光"とは、
もともと"国の光を観る"という意味で、
"観"と"光"の間に円窓を入れ、
"心の中を観る"ことを表現している。
今年は、"光"をテーマとしています。
→ 観○光 ARTEXPO2011についてはこちら
ミコ先生はおうちの近くの二条城に出掛けてきました。
悲しいことにも目印が分かりにくく二条城をくまなく歩き回って
やっと行き着きました。
「探しましたよ」と受付のハイソな彼女に言うと、
やはり二条城側とのタクティクスに大人の事情があるらしく
看板どこに出せる出せないの攻防戦があるようでした。
わたしが受付のハイソ彼女だったら、
折角の日曜日、集客数で結果を出すためにも
二条城の券売機のところに立って、
DMを配りまわり、案内して回りますが、
大人の都合でそうもいかないのでしょう。
会場になる建物の前にのみ立て看板を出していました。
これは今回のイベントばかりではなく、
国内のコンテンポラリーアート枠で行われる
アートイベントに一貫して言える話なのですが
この二条城入り口にもまったく表示が無いので
というか出せないのか、
わたしに依存しないでみたいな、
お金で物を言わすなんて男としてサイテーって言うか、
大人の恋愛的なタクティクスってうか、
文化財とコラボしたり、町屋とコラボしたり、
美大生ではない一般の学生とコラボしたり、
京都も色々アート展示の環境には趣向がありますが、
アートフェア、アトリエ公開、
何にしてもやはり、お互いの意中の勝手が違うので
片方は何とか一般観光客には疎遠なコンテンポラリーアートという枠で
勝負して結果を出して来年のイベントに旺盛に繋げたいと熱心に思っていても
片方がお役所から言われたから場所を提供しているだけくらいの
ある意味、冷めた気持ちでいると、
現場の双方はお互いに果たして実際メリットって何なんですか?
って突き詰めた話になるし、
潰し合いみたいな会議や報告書の攻め合いになっても
悲しいじゃないですか?
そうやって企画の身内でやる前から、もしくはやってみたものの
失敗するアートイベントは国内に腐るほどあると思いますよ。
それを集客的にも話題性においても身内のやりがいに置いても
成功させるには奇麗事に聞こえるかもしれませんが
やはり当事者意識が必要だと思うんです。
SMのSはサービスのS!
あなたの未知なる快感への手助けとしてサービスしてこそ
あなたのために心づくししてこそドンドン当事者意識は生きてきます。
どうしたらあの人に自分の気持ちが分かってもらえるのか、
シュミレーションをして、しかしそこまで相手に期待しないで、
当事者意識をもってカードを詮索するのは重要ですが、
仕事する相手や仲間を上にも下にも見ないで接するという事も、
異業種とのコラボとなると重要な要に思います。
変に猫かわいがりしても、ゴマをすっても、
八方美人と疎まれる声はどこからか沸いてくるのであれば、
みんなを自分と同じ上にも下にも見ないで普通に接するのが
一番シンプルで一番紳士的なのかも知れません。
アートイベントなど、企画で異業種の人と接するのであれば
なおさらそのような態度で手のひらを見せるのが一番お互いにとって
フェアなのでしょう。
これからも多くのアートイベントがそこここで
開催されると思いますが、
いつも期待していますよ!みなさん頑張ってください。
話が逸れてしまいましたが、
今回のテーマは光と言うことで、
エトリケンジ氏、松尾高弘氏、しりあがり寿氏など
体感系インスタレーションやミクストロメディアが目を引きました。
ミコ先生は彫刻の木彫を学んで来たので
体感系に軽い嫉妬を長年抱いていました。
しかし、やはり体感系アートは「あれ?どういうこと?」と
近づいて探究心を擽る事は、
鑑賞の導入として非常に上手いなー、と
改めて惚れ直しました。
エトリケンジ氏、松尾高弘氏、しりあがり寿氏3先生勉強させていただきました。
ミコ先生はしりあがり寿氏と話すチャンスがあったので
受付のハイソな彼女の薦めもあって
ちゃっかりサインも握手も日常会話も頂きました。
しりあがり寿先生ありがとうございます。
いつもツイッター見ています。
髪型も素敵でいらっしゃって、、、
え?ゴマすってますか?
3先生勉強させていただきましたって大概だって?
人を上にも下にも見ない云々言ってた人の癖にって?
あのね、忍タマの皆さん、ミコ先生は大人なの。
大人って、ケースバイケースなの。
困ったときは宇宙サイズで考える事!!!
矛盾してませんよっ!!見逃してください。
ただ、会場で一番ゴマすってたのは、
しりあがり先生のアシスタント風の男性だと思います。
と言うのも、会場から出ようと靴を履いていると、
主人の靴が無くて探していると、
しりあがり先生が思い切り主人の靴を穿いて会場を出ようとしていた訳です。
主人は暗黙のオーラを飛ばして佇んでいると
先生はオーラをキャッチして戻ってきて
「最近靴間違えてよく穿いちゃうんですよ」と
お気づきになったのですが、
そこで主人とミコ先生としりあがり先生3人で笑っていると、
何故か先生を取り巻くアシスタント風の男性の1人が割って入って
「それもこれもしりあがり先生のお人柄ですよー」と
とんでもないどっこいしょしていまして、
ミコ先生も主人もこの高飛びにびっくりしました。
しりあがり先生と話していて感じたのは、
先生はなるべくして著名になった
天性のセンスを持ったタイプの成功者です。
自己啓発本などを読んだり、説いたりするタイプや
他人に意見してカリカリするタイプではありません。
気持ちのままに自然体の、
まさに、しりあがり先生は絵に描いたような、
コンテンポララリーアートが異業種と仕事する場合に重要な理想体である、
「人を上にも下にも見ない人」です。
そんなスタンスの人の近くで仕事して、
靴間違えて「先生のお人柄」なんて抜け駆けしてヨイショするなんて
しりあがり先生の琴線には全くの無意味、逆に周りが引きます。
皆さん、作家さんとこのようにお話できるのも
楽しいひと時です。
ぜひ週末にお出かけしてリフレッシュしてください。
文責:目目沢ミコ 編集:京都で遊ぼうART
→このレポートは、こちらの記事より抜粋させて頂きました(目目沢さんのブログへ)
洛中で芸術業界に勤務している人妻女忍者の目々沢ミコです。座右の銘はボデートーク、趣味はフラメンコです。 忍者として心掛けているモットーは当事者意識です。美術修復家としてのモットーは、やる気があるなら結果を出せ!です。 よろしくね!