© Junzo-Terada美術館「えき」KYOTOで開催されている「寺田順三展 COMES MART」。
いつも私が赴くような展覧会とは違い、様々な動物のキャラクターが並んでいた。
そして色のタッチもすごくソフトで、どのキャラクターも可愛らしい。
この展覧会のタイトルでもある「COMES MART」のカムズとは「僕の世界に入っておいで」という意味が込められているらしい。
私が特に「僕の世界」に入り込めたと思うのは、入口から入ってすぐの『DEPART』。この展覧会のための新作である。
1匹のキャラクターがポスター上に存在しているだけなのだが、目線やポーズからどことなくストーリー性が感じられる。
絵本のページをめくるように、1枚1枚をじっくり観賞した。
観賞し終わった後、自分の脳内で沢山のストーリーが出来あがっていて、幸福感に包まれた。
そして他にも、彼がキャラクターデザインを務めた『カルルとふしぎな塔』というアニメーションが上映されていたり、オリジナルグッズやクリエイターとのコラボレーショングッズ、さらにはラフ画や広告のデザイン、彼のキャラクターなどが展示されていて、彼の世界観が存分に味わえた。
動物やアニメが好きな子どもや雑貨や絵本が好きな大人まで、老若男女が楽しめるような展覧会だった。
文責:ひるやま 編集:京都で遊ぼうART
★「京都で遊ぼうART」に参加してみませんか?★
京都で遊ぼうARTでは展覧会や施設の感想や、京都のアート情報の紹介を随時募集しています。
展覧会や施設に行ってみた方、生の感想を是非お寄せ下さい!
また、アートイベントや展覧会の開催情報など、アーティストさんや主催者さんなどからの掲載依頼も随時受け付け中です!
→
ボランティアライターに関する詳細はこちら
→
お問合せについてはこちら
関連リンク
COMES MART ~寺田順三展~美術館「えき」KYOTO