友人から誘われたギッターコレクション展。
ん?なに?何? ギター?
楽器のギターのこと? 何だかわからないけど私も行きたいと返事したけど、、、
絵画? ギッターさん? そんな作家いるの? 全然知らなかった。。。
でも、調べて見るとギッターさんは作家でなくコレクターだった訳でして、、、(^_^ メ)
ギッターさん、ごめんなさいm(__)m
でも、お名前はしっかり頭に残りました。はい。
ギッターさんは、コレクターとして日本美術を収集されたというより、軍医として日 本に勤務中に日本美術、最初は埴輪に興味をもたれ集めていったということですので、専門家というよりご自身の目で心に響くものを収集されたということに特徴があ ると思います。
ですから、作者不詳というのも何点かあります。
もちろん、伊藤若冲の作品にも出会えます。
ちらしのインパクトのある若冲の達磨 図、コメントに「私に目をつけるとは、なかなか―」とある。
そうそう、これこれ、 気軽に、肩の力を抜いて見に行きましょう。
おすすめは、8分程のビデオ映像。これだけは外せません。
出来ればギッターさんのご自宅でこの作品を鑑賞したかった、ギッターさんによる解 説が聞きたかったなあ、と思わせてくれます。
軍医として勤務中は九州の日本海と田んぼの見えるところに居を構えておられたようです。
おそらく、ギッターさんは、日本の大切な、壊れそうなものを大事にされたの ではないでしょうか。
ひょっとすると誰にも見向きもされず忘れ去られてしまうかも しれないものにも、きちんと目を向けてくださったのだ、、、
それは、道端に咲いて いる小さな花に温かい眼差しを注ぐようなものだと思いました。
文責:そら 編集:京都で遊ぼうART
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