今田美奈子先生の「バラと天使とお菓子の物語」行ってきました。
実は私、今田美奈子先生のお菓子教室に通っておりました。
ですから先生のお話を何度か拝聴したのですが、 そのときの先生の印象はとてもエレガントなのに、経営者のような才も持ってらっ しゃる、という感じでした。
つまりキャリアウーマンなのですが、
ふわふわのピンクがとてもよくお似合いで、女の子の憧れの「お姫様」の夢のような世界を求めつつも、しっかりした現実に目をむ けておられる、そのバランスが大変見事な方です。
今回の展示会で目にしたお菓子は私が教室に通っていた15年程前のものと全く同じ です。
この15年、世の中に出回っているお菓子がどれ程変化をとげてきたか、皆様はよく ご存知のことと思います。
でも、今田美奈子先生のは全然変わっていない、つまり伝統をとても重視されている ということなのです。
伝統の中の美、それは永遠ということなのでしょう。
先生の教室にはテーブルセッティング、シュガークラフト、お菓子の講座があるので すが、今回はその生徒さんたちの作品の集大成です。
でも、単に並べるのではなく、きちんと時代考証も踏まえての伝統的な世界を再現。
各時代に合わせてのテーブルセッティングはもちろんですが、そこにまつわる女王や 王妃のエピソードも詳しく紹介されていて、この辺りは今田美奈子先生のこだわりが 感じられました。
一部アンティークも展示されていますが、今回はあくまで再現です。
再現は真似とは 違います。
この再現のための大変な労力をかけておられますが、今田美奈子先生だ からこそ。