今回のゴッホ展では日本初公開作品が多数とのこと…一体どれ~?
その場にいた係の方にお願いして、目録の該当作品に○をして頂きました。
すると、1~3、5、7~9、13、17、20~25、27、28、30、32~35、37~45、47~51、36点が初公開だそうです!
ゴールデン・ウィーク中は想像を絶するほどの来館者かも…?
展示の仕方は、従来の企画展では考えられないような形でございます。
イヤホンガイドをし、さらにボードに書かれた文章をしっかり読んで、もちろん絵画鑑賞。
どのくらい時間が必要なのでしょうか…?
少し辛口ですが、効率が悪いのか混雑時だと企画の意図されている作品になかなか近づけない危惧がございます。
できれば、少しでも空いているミラクルアワーで鑑賞を願うばかりです。
もちろん、少々忍耐を持って、ゆっくり待ちながらなら、至福のときが約束されていますよ。
今回は(A)ゴッホ美術館、(B)ユトレヒト・セントラル美術館、(C)デン・ハーグ美術館、(D)アムステルダム市立近代美術館、(E)ロッテルダム自然史博物館の5つの施設から出展されています。
(A)~(E)は各所蔵元の略記載記号。、鑑賞時の参考にしてください。
展覧会は5月19日まで。
ゴッホ展 空白のパリを追う
リヒテンシュタインは、スイス近くの偉大な小さな国なんですよ~!
NHKの名曲アルバムなどで紹介されていた記憶有ります!
17時閉館の平日の16時に鑑賞しました。
ゴールデン・ウィークには長蛇の列だと思われますので、要注意… そして、イヤホンガイドの方が多数なので、空いている絵があればそこを重点的にご鑑賞下さいね~。
そもそも、絵画鑑賞はその絵の大きさの対角線の2倍以上は、引いて鑑賞しないと全体がつかめません!
ですから、人気の作品には近寄らず、チラっと見ることでも出来ればラッキーだと言い聞かせておいでくださいね。
さてさて、今回の企画展でぜひゆっくり楽しいんで頂きたいのが、「バロック・サロン」です。
リヒテンシュタイン家のコレクションが普段公開されている「夏の離宮」独自のゆったりした展示法…空間全体から「夏の離宮」を感じとれたような、素敵な錯覚を得られまして、大いに満足でございました。
そして、やはり目玉はルーベンスの「クララ・セレーナ・ルーベンス」。まさに感動の嵐でした。
その絵画には温もりがあったのです。 柔らかなほっぺと、少し潤んだ瞳が、無邪気なピュアーな瞳が、こちらを見ているではありませんか!
私たちが絵を鑑賞しているのではなく、中世美術の神の瞳同様、絵の向こうからあちらの瞳が我々を見ているのです。
展覧会は6月9日まで。
リヒテンシュタイン展 華麗なる侯爵家の至宝
文責:京おはるぅ~